ホラ吹きとバカ

バリバリの日本人であるショーン・マクアドール川上というおっさんが、経歴詐称で「報道ステーション」を降板することになったらしい。

一度も見たことがない人だけど、いろいろ見てみたら、これまでの経歴がほとんどウソだったみたい。

＜ウソの内容＞
１．テンプル大学卒→日本の高卒
２．ハーバード大学院（MBA）卒→オープン授業を3日受けただけ
３．パリ大学留学→オープンキャンパスに行っただけ
４．経営コンサルタント→実態のないペーパーカンパニー
５．米国人親から生まれたハーフ→日本人の両親から生まれた純粋な日本人
６．ショーン・マクアド－ル川上→川上伸一郎
７．世界7ヶ所にコンサル会社→実態なし。具体的に語れる実績もなし。渋谷にあるオフィスは月3万円のレンタルオフィスと判明
８．共同経営者にジョン・G。マクガバン氏→無関係な人物の写真を無断使用していた。
９．ほりの深い異国人顔→田吾作面が整形で顔面偽造

なお、熊本で同級生だったという人が、当時の川上氏のあだ名が「ホラッチョ川上」だったと語っている。（「ホラッチョ」はホラ吹きを意味する言葉）


http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1875182.html


でも、このおっさん、詐欺で捕まったわけではない。

テレビに出ているうちに、そのウソを暴かれた、という流れのようだ。

ということは、このおっさんを起用したテレビ局って、いったいどういう経緯でこのウソつきを使おうなどと思ったのだろうか。

学歴まで調べるかどうかはともかく、経営コンサルタントとしての実績なんて、調べたらいくらでわかりそうなものだと思うのだけど・・・

要は、単に見た目で判断しただけ、のような気もする。

必要以上にハーフを重宝するから、こんなヤツがうじゃうじゃと湧いて出てくるんじゃないの？


もうひとつ・・・


死んだクジラの上に乗っかって、ガッツポーズをした写真がコンクールで最優秀作品に選ばれちゃった、というお話。

実際に見てみると、何だか醜悪な写真で、しかもタイトルは「征服」だって。

「クジラをぶっ殺して、その上に乗っかってやったぜ」というのなら、「征服」でいいと思うけど、それならそれで、今度は「クジラを殺すとはけしからん！」という意見が出るはずだし、どちらにしてもこんなのが最優秀作品に選ばれること自体がおかしい。

しかも、選考委員である女性は、取材に対して「クジラは生きていると思った。その上に乗っかるなんて勇気があると思ったし、感動したので選んだ」とコメントしたらしい。

バカなの？

どう見たって、死んでいるようにしか見えないじゃん。

たとえ生きていたとしても、海岸に打ち上げられたクジラの上に乗っかること自体、勇気もクソもないだろうに。

こんなのに感動する神経がわからない。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/15/whale_n_9473420.html