はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

こうするとどうなるか、ということをまったく考えない人たち

2022-05-16 | 日記
沖縄が復帰してちょうど50年になるそうだ。

私が中学生の頃の話、ということになるが、そうなった背景などもよく理解していなかったので、単純に日本の都道府県の数が46(1道1都2府42県)から47(1道1都2府43県)になるなあ、という程度だった。

余談だけど、あの鳥越俊太郎がクイズ番組で、都道府県の数を55と答えていた時は驚くとともに、「こいつはオレよりも年上のくせに、いったいどういう覚え方をしていたのだろう」と思ったものだ。

一方で、その当時は学校で「ソ連と中国は、差別のないすばらしい国」と主張する先生が多かったので、当然のことながら「日本も社会主義の国になるべきだ」みたいな考えを漠然と持っていた。

それが大間違いであったことは、今さら説明するまでもないが、表向きには社会主義の看板を下ろしたロシアやチャイナが、昔から少しも変わっていない覇権国家であることが、あらためて事実として示されている昨今である。

ところが、昨日の式典では、岸田首相も県知事の玉城も、そのあたりの認識をまったく持っていない、というのか、上っ面だけの挨拶をしたようだ。

二人とも「基地の負担軽減」または「基地の縮小」にしか頭がないのか、現実となってきているチャイナやロシアからの脅威に対する懸念という概念が見られない。

また、それを伝えるメディアにも、そのあたりに触れるものがほとんどない。

中でも、ウソつき新聞である朝日新聞などは、『復帰式典で岸田首相、玉城知事があいさつ 共に「辺野古」には触れず』などという見出しをつけているほどで、「そういう問題ではないだろう」と思ってしまう。

もちろん、沖縄の人もいろいろと大変だろうとは思うが、「では、基地がまったくなくなったらどうなると思ってるの?」という気がする。

沖縄から米軍基地がなくなれば、チャイナがすぐにやってくるに違いない、という発想はないのだろうか。

米軍基地ではなく、自衛隊の基地を設置してほしい、というのであれば別だけど・・・

もちろん、丹羽宇一郎みたいに、「日本はチャイナの一州になればいい」みたいなキチ〇イ度全開のヤツもいれば、県民の中にも「一国二制度」を望んでいるとかいう頭のおかしいヤツもいるらしいけど、多くの沖縄県民は正しく認識しているはずだ・・・と思いたい。


https://www.asahi.com/articles/ASQ5H4FRZQ5GTIPE00W.html



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