結局、４位か！

プロ野球のペナントレースが、セ・パともに終了した。

今年目立った記録の一つに、本塁打の少なさがある。

何せ、セ・パともに、チームで１００本以上打ったところは一つもない。
これって、１９５７年以来だそうな。

楽天なんて年間で５２本だって。

その昔、近鉄なんかローズと中村紀の二人だけで１０１本打ったことがあるというのに。


本塁打王についても、セリーグがバレンティン（ヤクルト）の３１本、パリーグにいたっては中村の２７本。

２０本台での本塁打王なんて、記録を遡ってみると、パリーグは１９９５年の小久保（当事ダイエー）の２８本、セリーグだと、１９６１年の長嶋（巨人）まで遡らないと出てこない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%A4%9A%E6%9C%AC%E5%A1%81%E6%89%93_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%97%E3%83%AD%E9%87%8E%E7%90%83)#.E3.82.BB.E3.83.BB.E3.83.91.E4.B8.A1.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.B0.E3.81.A7.E3.81.AE.E6.9C.AC.E5.A1.81.E6.89.93.E7.8E.8B.E7.8D.B2.E5.BE.97.E8.80.85

昔は、３０本台の本塁打王でさえ「何だかなあ」という気持ちだったのに、やはり２０本台って少なすぎるだろう。

統一球について、すでにいろいろ言われているけど、少なくとも投手の質が高いようには思えない。

セリーグなんて、防御率１位が前田健（広島）なのはともかく、２位が同じく広島の新人・野村って、「いくら何でも・・・」という感じだ。

さらに、３位・４位がぶっちぎりで優勝した巨人の杉内・ホールトンだけど、６位がまたまた広島の大竹って・・・
これだけ防御率上位の投手が揃っていたら、普通なら悪くてもＡクラスは確保できるだろうに。

ということは、やはり「いかに打てなかったか」ということに尽きるだろう。

最近はテレビでもほとんど試合を放映しなくなったので、見る機会がほとんどないのだけど、カープの場合、ネットでリアルタイムに試合経過を見ていても、３点リードされていたら、ほとんど勝てる気がしない。

まあ、広島の場合は、１イニングに２つでも３つでも平気でエラーをするので、リードしていとも、終盤で一気にひっくり返される心配があるのだけど！？

やっぱり、野球の醍醐味は「打ってなんぼ」じゃないの？

来年は、見直しがあるのかな？