はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

面白がって(?)苦情の電話をするバカ

2023-09-07 | 日記
動物園の飼育員に「ライオン・トラ・クマ・オオカミのうち、どれが一番気を遣うか」という質問をしたそうだ。

まあ、どの動物も襲われたら大変!という意味では気を遣うかも知れないが、そういうことではない。

ほとんどの飼育員は「クマ」だと答えたそうだ。

なぜなら「表情がまったく読めないから」である。

ライオンもトラもオオカミも、犬・ネコと同じように、機嫌のいい時・悪い時は、見ていて何となくわかる。

特に牙なんか剥き出しにしていたら、どう見たって「機嫌がいいのかな?」とは思わない。

ところが、クマについて言えば、見ていてもまったくわからないと言う。

おとなしくしているので、問題ないと思って近づいていったら、急に襲われるということもあるらしい。

しかも、クマは想像以上に大きい上に、想像以上に素早い。

自動車と同じくらいの速度で走れるそうだ。

それが、しつこくしつこく獲物を追いかけるので、最後は慌てたシカが木に躓いたところを襲われてしまった、という映像を見たことがある。

そんな怖いクマが北海道・釧路で家畜の牛を襲ったらしい。

その数約60頭。

酪農家としては、たまったものではない。

「オソ18」と名付けられたそのクマは、町の依頼を受けたハンターによって、ようやく駆除されたそうだ。

町の人たちも、ほっとしたところだろう。

ところが、世の中にはどうしようもないバカが常駐しているようで、この駆除に対して「どうして殺したんだ。かわいそうじゃないか」という苦情の電話をしたヤツがいたらしい。

しかも、役場に対してだけではなく、駆除したハンターの自宅まで抗議の電話をかけたという、どうしようもないバカだ。

以前にも、札幌市内の住宅地に現れたクマを駆除したところ、500件以上の抗議の電話が殺到したらしい。

こいつらは、いったい何を考えて抗議なんかしたんだろう。

おそらく半数は、単なるイヤガラセだと思う。

別に、クマが「かわいそう」とか、そんなことはどうでもよくて、単に面白がって電話しただけ。

まあ、半分というのは多すぎるかも知れないが、いずれにしても「なぜ殺したんだ」というヤツに、いちいち説明する必要はない。

一度ヒグマを見せてやればいい。

できれば、子グマがいるところに連れていってやって、「ほら、かわいいでしょ」とか何とか言って、子グマを抱き上げさせてあげればいい。

もちろん、連れていった人はすぐさま逃げ出すことを忘れないように。

そうして、「えっ、どうして逃げるの?」とか言いながら、子グマを抱き上げているそのバカの友達に、その時の動画を撮らせてあげること。

その後は、たぶん想像通りのことが起きるはず。

どうせ、そのバカの友達も「こうなったのは市(または町)のせいだ」とか言い出すだろうけど、それに対しては「まさか、子供のクマを抱き上げるとは思わなかった。だって、子グマのそばには親グマがいるに決まってんじゃん。でもあんたなら話し合いで解決できると思ってた」と言えればいい。

えっ? そんなこと聞いたことがない?

じゃあ、学校教育のせいだわ。

これからは、学校で「猛獣たちが獲物を襲う様子」を撮った映像を見せるべきだろう。

それでも「これからはクマとも話し合いができるようにするべきだ」とか何とか言うんだろうか。

それにしても、役所やハンターの人も大変だね。

こういうバカの相手をしなきゃならないなんて。

https://news.yahoo.co.jp/articles/afe97a87b59c2f7f9114e55523b934590a6de4af


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とにかく胡散臭すぎる社会学者 | トップ | 共犯者のくせに被害者面する... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事