単なる感情論？

今週の「週刊文春」

今回は『どこがいいの？今どきの美女論』という特集を組んでいた。

小見出しとして『やはり「森理世ショック」は大きかった・・・』とあるが、やはり皆そう思っていたのかと思いながら読んだ。

取り上げられたのは、そのミス・ユニバース女・森理世に、浜崎あゆみ、エビちゃん、押切もえ、山田優、森泉、長澤まさみ、倖田來未など。

何だか、ホントに「美人だ」と言われているタレントばかりなのか、という気もしないでもない。

森理世については、「あの目、あの鼻、あの態度、これで世界一か？」とムチャクチャ言われている。
確かに、あれで世界一かと言うと、チャミ猫さんじゃないけど、皆怒るぞ。

浜崎あゆみは、彼女のことを「美人だ」と言っているヤツを、残念ながら私は知らない。
あんな作ったような顔は、ただ気持ち悪いだけ。

蛯原友里は「いつ見ても同じエビちゃんスマイルは、とても人間ワザとは思えない」と、これまた厳しい。

押切もえも「八代亜紀に似ている」だって。

山田優は「笑うと、ものすごく怖い」

森泉は「顔が長すぎる」

倖田來未は「エロ怖い」

以上、何だか貶し方が、どうにもしっくりこない。
と思っていたら、書いたのは、越智良子という女性だ。

女性による美女論なんて、読まなくても厳しそうなことはわかるが、どちらかと言うと「妬み」の方が大きいような気もする。

さて、あえて触れなかったのだが、長澤まさみちゃんについて。

改めて言われるまでもなく、私だって彼女のことを美人だとは思っていない。
越智氏は、自分の言葉ではなくて、２６才のＯＬの発言「・・・男の人は好きですよね、ああいうタイプ。それがまたムカつく」というのを取り上げて貶している。

ああ好きですよ、ああいうタイプ。
だから何なのですか？
放っておいて下さいよ。

「だからムカつく」って、ただの嫉妬じゃないか。

さらに「実はすごい巨乳なのに、それをかくして清純派ぶっているのもズルい」だって。

これって、顔とは全然関係ないじゃん！

「美女なんかじゃない」と言うのならともかく、「ズルい」とか「ムカつく」とか、ただ感情的になっているだけ。
だから、私も感情的に言い返す。

やっぱり、女性による女性論なんて、結局理屈になっていない。
「美女論」なんてタイトルつけなきゃ、そこそこ面白かったのに。

ということで、評価は「Ｃ」とした・・・！？