はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

で、具体的には?

2021-03-08 | 日記
3月8日は、「国連女性デー」なんだとか。

ということで、取り上げられたのが、徳島市の内藤佐和子市長(36)

全国で、史上最年少の女性市長なんだそうだ。

彼女は、メディアから「女性が地方自治のトップに立つ意義」について聞かれ、こう答えている。

「例えば防災は結構、男性の視点で組み上げられることが非常に多いと思う。避難所運営だったり避難所に置いておく備品だったり、女性の視点で見直すとまた変わってきたりすると思います」

うん、言いたいことはわからないでもない。

でも、それは別に女性がトップに立たなくても、施策を実施する段階で、女性が参画すればいいだけではないの?

トップが何から何まで全部決めるわけではないのだから。

それとも何か?

森喜朗氏によって、「女性を会議に入れると、会議が長くなる」と言われているので、意見が言いにくくなった、とでも言いたいの?

だいたい「女性の視点で見直すとまた変わってきたりする」って、具体的にはどのようなものがあるの?

避難所に置かれているものが「男性用」ばかりだ、というのならわかる。

でも、避難所に必要なものって、男性用とか女性用とかいちいち区別していないだろう。

あくまでも、「災害時に必要なもの」なのであって、それは皆に共通しているもののはずだ。

もしかして、「女性用のシャンプーがない」とか「女性用の〇〇がない」とか、そういうことを言っているのか?

だとしたら、「だから、女性は組織のトップには向いていない」と言われるんだと思う。

組織全体を見る人がトップになるべきであって、「女性視点がどうのこうの」とか言っている人に、組織全体を見通せるとは思えない。

彼女は、こうも言っている。

「家庭のことにしても子育てのことにしても、いろんなサポートを自分が得られるのか、不安材料って女性の方がたくさん出てくる。『こういうところが大変でした』と女性の政治家や議員が発信することによって、少しずつ解消されていくのではないかと」

結局のこと、多くの女性は、「家庭のこと」とか「子育てのことと」とか、自分の周りのことしか考えていない。

もちろん、それらも大切なことだけど、政治ってそんな単純なものではないと思う。

少なくとも、「これからは女性が自治体のトップに立つべきだ」という意見には賛成できない。

男性のトップにだって、大村秀章みたいなバカなトップや、アホな議員はたくさんいる。

一方で、女性の議員を見渡せば、斉藤蓮舫とか福島瑞穂とか辻元清美とか森ゆう子とか、目立っているヤツにロクなのがいない。

こんなのが、どこかの自治体のトップになることを想像したら、気持ちが悪くなる。


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