今日は「JUNK HEAD」を見てきました。
絶滅の危機に瀕した人類が地上で暮らし、地下には人工生命体が住む世界を舞台に描くSFストップモーションアニメ。地下調査員が人工生命体たちと協力しながら人類再生の道を模索する。堀貴秀が監督や原案などを一人で手掛け、制作に約7年の歳月を費やした本作は、第21回ファンタジア国際映画祭で、長編アニメーション審査員特別賞を受賞した。
<ストーリー>
環境破壊によって汚染された地上に人類は住めなくなり、地下開発を進めるための労働力として、人工生命体マリガンが生み出される。だが、人類に反旗を翻したマリガンによって地下は乗っ取られる。以来、1600年の月日が流れ、遺伝子操作により永遠の命を得た代償として生殖能力を失った人類は、新種のウイルスによって人口の30パーセントを失ってしまう。
何とも不思議な映画だった。
あまり期待していなかった、どころか、見てみたいとも思わなかったのだが、ネットでの評価が結構高かったので、連休でヒマでもあることから見ることにした。
最初は、「人類に反旗を翻したマリガンによって・・・」とか書いてあったので、人類と人工生命体とのバトルがあるのかと勝手に思っていたが、全然違った。
後でよくよく読んでみたら、「地下調査員が人工生命体たちと協力しながら人類再生の道を模索する」と書いてあったのだけど、別に「人類再生の道を模索」しているわけでもなかった。
とにかく地下に降りてきた人間が、頭だけになりながらも、人工生命体と協力しながら、いろいろと苦労や冒険をする、という展開になっている。
所々に化け物みたいなヤツが出てきて、人工生命体が食べられたりするのだけど、ここらあたりの描写が結構エグい。
最終的にどうなる・・・というところで話は終わってしまうので、やや中途半端な気もするのだけど、どうやら三部作になりそうだ、ということだ。
内容としては、ある意味登場人物たちの悲哀が描かれているし、最後はちょっと感動的なシーンもある。
面白かった!というのではなく、とは言え「ほっこりした」というわけでもなく、随所にコミカルなやり取りもあって、とにかく不思議な映画だった、という以外にない。
それにしてもこの作品、堀貴秀という人がほとんどひとりで作り上げたストップモーションアニメということで、実に7年もかけて作ったのだそうだ。
映画の最後に、メイキング映像が映し出されるが、一つ一つの動きを監督自らが、ほとんど全部やっている上に、登場人物たちの話す言葉はまったく意味不明なのだけど、この吹替えもほとんど監督がやっているそうだ。
映像も綺麗、というより、結構リアルな描写で、なかなか良かったと思います。
ということで、評価の難しい映画だったけど、ここまでやった監督に敬意を表して「B」にします。
続編があったら、もちろん見ます!
絶滅の危機に瀕した人類が地上で暮らし、地下には人工生命体が住む世界を舞台に描くSFストップモーションアニメ。地下調査員が人工生命体たちと協力しながら人類再生の道を模索する。堀貴秀が監督や原案などを一人で手掛け、制作に約7年の歳月を費やした本作は、第21回ファンタジア国際映画祭で、長編アニメーション審査員特別賞を受賞した。
<ストーリー>
環境破壊によって汚染された地上に人類は住めなくなり、地下開発を進めるための労働力として、人工生命体マリガンが生み出される。だが、人類に反旗を翻したマリガンによって地下は乗っ取られる。以来、1600年の月日が流れ、遺伝子操作により永遠の命を得た代償として生殖能力を失った人類は、新種のウイルスによって人口の30パーセントを失ってしまう。
何とも不思議な映画だった。
あまり期待していなかった、どころか、見てみたいとも思わなかったのだが、ネットでの評価が結構高かったので、連休でヒマでもあることから見ることにした。
最初は、「人類に反旗を翻したマリガンによって・・・」とか書いてあったので、人類と人工生命体とのバトルがあるのかと勝手に思っていたが、全然違った。
後でよくよく読んでみたら、「地下調査員が人工生命体たちと協力しながら人類再生の道を模索する」と書いてあったのだけど、別に「人類再生の道を模索」しているわけでもなかった。
とにかく地下に降りてきた人間が、頭だけになりながらも、人工生命体と協力しながら、いろいろと苦労や冒険をする、という展開になっている。
所々に化け物みたいなヤツが出てきて、人工生命体が食べられたりするのだけど、ここらあたりの描写が結構エグい。
最終的にどうなる・・・というところで話は終わってしまうので、やや中途半端な気もするのだけど、どうやら三部作になりそうだ、ということだ。
内容としては、ある意味登場人物たちの悲哀が描かれているし、最後はちょっと感動的なシーンもある。
面白かった!というのではなく、とは言え「ほっこりした」というわけでもなく、随所にコミカルなやり取りもあって、とにかく不思議な映画だった、という以外にない。
それにしてもこの作品、堀貴秀という人がほとんどひとりで作り上げたストップモーションアニメということで、実に7年もかけて作ったのだそうだ。
映画の最後に、メイキング映像が映し出されるが、一つ一つの動きを監督自らが、ほとんど全部やっている上に、登場人物たちの話す言葉はまったく意味不明なのだけど、この吹替えもほとんど監督がやっているそうだ。
映像も綺麗、というより、結構リアルな描写で、なかなか良かったと思います。
ということで、評価の難しい映画だったけど、ここまでやった監督に敬意を表して「B」にします。
続編があったら、もちろん見ます!
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