映画が面白かったので、テレビの「ガリレオ~エピソードゼロ」を見た。
そうしたら・・・
やっぱり、見なきゃよかった!?
随所にオチャラケが散りばめられているのは、まだいい。
しかし、意味のない思わせぶりなシーンが多かったのは、いただけない。
蟹江敬三演じる中小企業の社長の息子が殺された時、わざわざ蟹江の娘である香里奈
と、彼女の婚約者とのやり取りが、これ見よがしに映されていた。
「物理学者が来たわ」とか「学生が一人で来たわ」とか、いちいち報告していたが、これでは、彼女が犯人と何らかの関係があると思われてもしょうがない。
しかも、彼女には動機が存在する。
しかし、実際には、彼女は何の関係もなかった。
こういうのは、ありだろうか。
それと、好奇心旺盛というだけで頭が軽い女子大生(長澤まさみちゃんでした!)が、犯行現場近くで、遺留品と思しきガラスの破片を見つけた時、不意に頭をなぐられて(?)、倒れてしまう。
これにしても、その直前のやり取りから、香里奈(または婚約者)の仕業としか思えないのだが、結果的に「奇跡的な確率」で何かが飛んできた、ということで片付いてしまった。
気絶してしまうほどの衝撃で飛んでくるもの(石?)なんだから、そんなことで片付く問題ではあるまい。
結局、これらは結末から目を反らすためだけのシーンであり、まったくもって意味のないものだった。
そして、犯人である蟹江敬三のトリックだが、これはもう「世界でただ一人、彼にしかできないトリック」ということで、現実的にはあり得ないが、理論的には可能というだけのもの。
理屈は面白いが、推理モノとしてはどうだろう。
しかも、犯人は「(犯人が)自分であることを突き止めてほしかった」ということらしいが、だったら、すぐ自首しろよ!と思われてもしょうがない。
トリックについて、細かいところで言えば、殺人装置を心臓の高さ120㎝のところに設定した部分。
あれでは、高さはいいけれど、必ずしも心臓そのものに命中するとは限らない。
被害者の立ち位置は、ピンポイントで決めることはできないからだ。
さらに、あのトリックだったら、海をはさんだ対岸の砂浜まで、ガラスの破片は飛んでいかないと思うのだが・・・・
釣り糸をぶち切っていくのは、ストーリー上面白いから、別にいいんだけど。
いずれにしても、このドラマって、ややこしいトリックを解明することだけが目的で、前後の状況には、あまり気を配っていないような気がする。
できれば、もう一回くらい見てみたい。
そして、昨日の「めちゃイケ」(時間は、こちらの方が先)
恒例の岡村オファー・シリーズ第12弾ということで、今回は、テニスだった。
結果から言うと、これまたたいしたことはなかった。
例によって、岡村隆史が猛練習をして、その道のプロたちと試合をするという企画なのだが、今回の相手は、世界でも活躍する女子テニスの第一人者・杉山愛。
ゴルフの時の横峯さくらのように、普通にやって勝てる相手ではない。
そのため、つねに「40-0」の段階からスタートというハンディキャップ・マッチとなっていた。
しかし、実力の差は歴然。
明らかに、杉山は手加減していた。
これで、真剣勝負とは大笑いだ。
時々、杉山がミスして、岡村がポイントを取ることはあっても、どう見たって勝てるわけがない。
最終的に、微差で杉山の勝ちという「でも、感動しちゃいました」的な結末だったのだが、ちょっと今回は、企画が安易だったような気がする。
それと・・・
今さらながら、松岡修造は暑苦しい。
まったく自分の世界しか見えない男だから、やってること言ってることが、大袈裟すぎて、見ていられない。
たぶん、コーチをやらせれば、最高の人材なのかも知れないが、もういい年なんだから、いつまでもあのテンションでは、そのうち困るんじゃないのか。
以上、「オファーがきちゃいました」評でした。
そうしたら・・・
やっぱり、見なきゃよかった!?
随所にオチャラケが散りばめられているのは、まだいい。
しかし、意味のない思わせぶりなシーンが多かったのは、いただけない。
蟹江敬三演じる中小企業の社長の息子が殺された時、わざわざ蟹江の娘である香里奈
と、彼女の婚約者とのやり取りが、これ見よがしに映されていた。
「物理学者が来たわ」とか「学生が一人で来たわ」とか、いちいち報告していたが、これでは、彼女が犯人と何らかの関係があると思われてもしょうがない。
しかも、彼女には動機が存在する。
しかし、実際には、彼女は何の関係もなかった。
こういうのは、ありだろうか。
それと、好奇心旺盛というだけで頭が軽い女子大生(長澤まさみちゃんでした!)が、犯行現場近くで、遺留品と思しきガラスの破片を見つけた時、不意に頭をなぐられて(?)、倒れてしまう。
これにしても、その直前のやり取りから、香里奈(または婚約者)の仕業としか思えないのだが、結果的に「奇跡的な確率」で何かが飛んできた、ということで片付いてしまった。
気絶してしまうほどの衝撃で飛んでくるもの(石?)なんだから、そんなことで片付く問題ではあるまい。
結局、これらは結末から目を反らすためだけのシーンであり、まったくもって意味のないものだった。
そして、犯人である蟹江敬三のトリックだが、これはもう「世界でただ一人、彼にしかできないトリック」ということで、現実的にはあり得ないが、理論的には可能というだけのもの。
理屈は面白いが、推理モノとしてはどうだろう。
しかも、犯人は「(犯人が)自分であることを突き止めてほしかった」ということらしいが、だったら、すぐ自首しろよ!と思われてもしょうがない。
トリックについて、細かいところで言えば、殺人装置を心臓の高さ120㎝のところに設定した部分。
あれでは、高さはいいけれど、必ずしも心臓そのものに命中するとは限らない。
被害者の立ち位置は、ピンポイントで決めることはできないからだ。
さらに、あのトリックだったら、海をはさんだ対岸の砂浜まで、ガラスの破片は飛んでいかないと思うのだが・・・・
釣り糸をぶち切っていくのは、ストーリー上面白いから、別にいいんだけど。
いずれにしても、このドラマって、ややこしいトリックを解明することだけが目的で、前後の状況には、あまり気を配っていないような気がする。
できれば、もう一回くらい見てみたい。
そして、昨日の「めちゃイケ」(時間は、こちらの方が先)
恒例の岡村オファー・シリーズ第12弾ということで、今回は、テニスだった。
結果から言うと、これまたたいしたことはなかった。
例によって、岡村隆史が猛練習をして、その道のプロたちと試合をするという企画なのだが、今回の相手は、世界でも活躍する女子テニスの第一人者・杉山愛。
ゴルフの時の横峯さくらのように、普通にやって勝てる相手ではない。
そのため、つねに「40-0」の段階からスタートというハンディキャップ・マッチとなっていた。
しかし、実力の差は歴然。
明らかに、杉山は手加減していた。
これで、真剣勝負とは大笑いだ。
時々、杉山がミスして、岡村がポイントを取ることはあっても、どう見たって勝てるわけがない。
最終的に、微差で杉山の勝ちという「でも、感動しちゃいました」的な結末だったのだが、ちょっと今回は、企画が安易だったような気がする。
それと・・・
今さらながら、松岡修造は暑苦しい。
まったく自分の世界しか見えない男だから、やってること言ってることが、大袈裟すぎて、見ていられない。
たぶん、コーチをやらせれば、最高の人材なのかも知れないが、もういい年なんだから、いつまでもあのテンションでは、そのうち困るんじゃないのか。
以上、「オファーがきちゃいました」評でした。
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