はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

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2005-01-04 | 日記
FNN(フジニュースネットワーク)とMBC(韓国文化放送)が日韓両国民に実施した合同世論調査によると・・・

日本では韓国をパートナーとみる人が多いのに対して、韓国では日本をライバル視していることがわかった、らしい。

この時点で、すでに違和感がある。

まず、どんな調査を実施したのか、ということ。

どうも、「日本と韓国はライバルかパートナーか」という二者択一の設問らしい。

これはおかしいだろう。
なぜ「その他」がないのか。

具体的には「ただの隣国」と思っている人だっているだろうし、中には「仮想敵国」と思っている人だっているかも知れない。

また、「よいパートナー」はライバルにもなりえるわけで、そういう意味でも、この設問が何を意図しているのかよくわからない。
と言うよりは、偏った意図が感じ取れる。

ついでに言えば、ライバルではなくパートナーとしてみている、ということは「たいした相手じゃない」と思っていると解釈することもできる。

それともう一つ。

調査の対象者は誰か、ということ。

産経新聞の記事では、対象者は日本側では「成人男女2千人」であるが、韓国側では、単に「千人」となっている。

少なくとも、この記事だと、韓国では「無作為に選んだ」というふうに取れる。
どうして、こうも偏っているのか。

それに、日本側では、なぜ成人男女だけが調査対対象なのか。
まだまだ子供である成人に聞いたところで、単なる印象でしか答えられまい。

韓流が捏造であることや、韓国は国民が北朝鮮に拉致されているのにまったく無視していることなどは、ごく一部を除いて今の若者が理解しているとは思えない。
そんな相手の調査に、いったいどのような意味があるというのか。

さらに「2004年に相手国の映画や放送・書籍・音楽などを見たり聞いたり、購入したりしたことがある」という問いについて、日本では59.4%だったのに対して、韓国では27.4%にとどまった、とある。

私だって、映画を一度や二度は見たことがあるが、それと相手国に対する意識とは、あまり関係がない。

だいたい、日本の文化を国をあげて拒否している韓国に対して、こんな質問をしてもあまり意味がなかろう。

つまるところ、今回の調査はいったい何のためにしたのか、さっぱりわからない。

インターネットで、もっと大々的に調査を実施してみればいい。
もっと違った結果になるはずだ。

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