
今年はもう終わりにしよう。花めぐり。
この花の山は二年ぶりだ。二年前と何も変わっていないが、、、今年の世間はコロナと闘っている。
この写真に神戸行きの連絡船は写せなかったが、巨きなフェリーの腹に書かれた太陽が見えた。
今年は旅どころではない。
私なぞ、心臓か、コロナか?
杞憂であれば良いけれど、家におればマイナーな事ばかり考えている。

道の反対側は花の山。
吉野に行かずとも、花の山の景を満喫できる場所だ。

次々と山を走る車に気を取られる。あえて場所は言わぬ。
スピードを出した車が、まさか花見人がいると想像していないらしく、モースピードで山を下りて来る。

いずれ牡丹か杜若。花に優劣は無いが、最も目をひかれたのが薄い青みががった桜。
向う側に見える花の山には、山さくらや染井よしのが多いが、この花の山はこの薄い色の
花が多い。

莟みには薄い紅色が残っている。
花びらは小さめ。
花を満喫した。浮かれて、日常の嫌な些事に目を背けていた。
コロナのことも花の下では忘れていた。
幸せな自分だと
鬼が笑うかも、、、来年も(花めぐり)にうつつを抜かせますように。
