
罌粟の花は好きだ。
不思議な花だと思う。
ギリシャ神話を想像する。
江戸の昔、大名屋敷の庭に咲いていた?
喜多川歌麿の描くところの美人画のバックに咲かせていたり。
すべて、私の想像である。
いつも、そんな想像をしながら不思議な魅力をもつ罌粟の花に接する。

散歩道の家の花壇に咲いていた。
<罌粟の咲く丘が満濃公園に行くばあるが、今年はそうもゆかぬ>
罌粟の花の句はおちおち作ろう。
歳時記にも好きな句が列記されているが。皆さん詠みつくしている。名句ばかりだ。
まこと、好きな句ばかりだ。
漱石の小説「虞美人草」もすぐに心に浮かぶ。

🌷 新しい友は尼さま新茶くむ
🌷 境内で掘つた筍持ちくれぬ
🌷 筍掘り手慣れておりぬ御前さま