老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

      久しく出ない船の旅

2020-04-20 11:31:15 | 俳句

家の中で籠もってばかりいられない。
政府の方針に逆らって、近くの港へ行く。

晴天とは言い難い曇り空の雲の間から日矢が射している。
大型のフェリーが発着をする湾。
向うには高松の玄関港のサンポートが霞んでいる。




コロナによって停滞をしているらしく船の往来もまばらだ。
神戸行きのジャンボフェリーが出航をした。
小豆島からのヘェリーがサンポートへ向けて入って来る。
貨物船が停泊をしている。
が、普段の港湾の活気は感じられない。


      🐢     海市たつ久しく出ない船の旅    葉



   


公園には日曜日とあって、車の停車場所も無いほどの自家用車の列。
子供達を遊ばせている。

私は、もとより人々を避けて、海のオゾンを浴びに、そして沖を行く船が見たかった。
人気の無い方へ方へ散歩をする。

この先は障害物の無い岸壁。
こんな看板を掲げている。

    
       

突堤には釣り人が並んでいる。

釣り人の疑似餌を見せてもらった。
メバル、カレイ等々を狙っているが、どなたも釣果は無し。


      🐟     虹色の疑似餌とべとべシャボン玉

      🐟     春の浜疑似餌並べて品さだめ

      🐟     朧世や鬼ヶ島から笑ひ声


久しぶりに英気が養えた。
昨日は、不用不急を守れなかった不良国民だった。



    
コメント
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