一日、テレビにかぢりついていた。
老人が筋肉を鍛えなくてはコロナに憑りつかれると重症になると、頭をかすめるものが。
午后5時近く、夕飯の支度もあるが、「屋島東照宮」の躑躅が綺麗だろうとふと思いつく。
夕方の光。少し薄い感じの躑躅の花。
去年の躑躅と比べて、今年はなぜか元気が無い、、、主観か?
夕方の散歩の人もちらほらと。
考えると、ここまで歩いて20分くらいか。
全く良い場所のちかくに私は住んでいるのだろうと、あらためて思う。
こんな贅沢な環境を忘れているなんぞ、もってものほかだ。幸せだ。
僅かなお賽銭で、コロナが終息しますようにと、家康さんにお願いをした。
境内から見下ろすお成り街道と屋島の街並。
屋島山頂から降りて来る車は平常と変わらない数だ。
高い建物はマンションばかり。
高松市内のオフィスへ通うサラリーマンが人口の多くを占めているのだろう。
私のように、病院の近くが便利だと税金も払わずに暮らす、生産性の無いお年寄りにとっても住みよい街だ。
杖をついて春落に敷き詰められた裏参道を帰る。
🐦 鶯が頭すれすれ宮の奧
🐦 春落葉湿りて積る裏参道
🐦 こころ満つ躑躅明かりの石の階