Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

再び「安全は何処へ・・・」

2005-03-15 23:55:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

このタイトルでの日記はもう記したくなかったのですが、残念ながら再びのやむなきとなってしまいました。
本日夕刻、東京都特別区内の東武鉄道伊勢崎線の踏切にて事故が発生、横断中の女性歩行者2名が犠牲となりました。
当時列車が接近していたにも関わらず、1度閉まった遮断機が上がり、歩行者が踏切に入った所で悲劇が起きた模様です。
問題の踏切は監視要員が手動で遮断機を開閉する古いスタイル。東武伊勢崎線と言えば、東京都心の浅草から北郊の埼玉と栃木を結ぶ同社事実上の本線。列車頻度も大変高く、この踏切もラッシュ時には連続で10以上閉鎖される事の多い所謂「開かずの踏切」だった様です。
こう言う箇所は私の地元名古屋にもあり、監視要員は極めて難しい対応を迫られる事でしょう。TVニュースでも取り上げられていましたが、下りた遮断機は素早く上げ、反対に下ろす時は横断者の利便を考えて、安全な範囲にてゆっくり行う由。
つまりこうした踏切の安全は正に紙一重ギリギリの所で守られている訳ですね。
将来的には立体化の構想もある様ですが、用地取得や沿線住民の日照権などの問題もあり、工事に入れるのはまだ先でしょう。
今月上旬にも高知県にて、長距離列車が終点で止まりきれず駅舎に激突する事故を起こし、乗客乗員に死傷者が出ています。
今回の事故で、問題の踏切施設と人員は業務上過失致死で捜査を受ける様ですが、2つの事故を考える時、単なる人為ミスでは片付けられない大きな問題を抱えている気が致します。鉄道と道路、双方の安全の為にも、問題の深層まで踏み込んだ効果的な対策の出現が望まれる所だと思います。*(新幹線)*


コメント
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