Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

慰安婦問題に感じる 陰謀臭

2015-12-29 10:59:07 | 国際・政治
各位、2015=平成27年も、大変お世話様でした。今回記事が、多分年内最後となる事でしょう。拙ブログも、年内最終回ともなると、この一年を振り返る記述が主だったが、昨日、日韓双方の懸案とも言える、所謂慰安婦問題につき、事実上双方合意と言われる報に接したので、その事への雑感を記して参ろうと思う。

昨日午後、岸田外務大臣とユン大韓民国外相による声明の形で発せられ、我国が事実上国家レベルでの責任を認めて謝罪、関連基金への10億円の公的資金拠出と、韓国側の今後の問題追及、所謂「蒸し返し」の防止と在韓日本大使館前の慰安婦像問題への善処、次世代以降への負の所の先送り停止などが定められた模様。但し、合意文書などによる担保が見られず、又、資金面が今回だけで済むかどうかも不透明で、多くが韓国側の出方待ち。慰安婦問題を主導する市民組織も、今回決定を無視する意向を表していて、ネット上の多くの方々が「日本側の完敗ではないか」との見解を表していらしたのを拝読して来た所だ。
「完敗」の心情は良く分る。そも、この問題の発端は昭和末期の1980年代初期、悪名高い朝日新聞の捏造的誤報によってもたらされたものである。その事が自由民主党の親中韓派を煽って、未だに覆せない、朝日記事をまんま真に受けた「河野談話」をでっち上げさせたのではなかったか。又、この記事は日本弁護士連合会など学界、法曹界の一部にも悪影響を及ぼし、この連中の、国際連合人権委員会に向けた反日売国的提起が、これも不公正な「クマラスワミ報告書」を起草させる火付け役を演じ、我国の尊厳と国際的品格を大きく損ねる結果となった事実も忘れてはならないだろう。

慰安婦問題のある調査によると、元当事者とされる女性達の一部は、朝鮮動乱の時にも慰安婦とされ、その記憶が戦中の我国統治時代と混同している向きもあるとか。朝日報道のきっかけとされる、所謂吉田証言にしても、十分な調査や検証もされぬままに引用され記事にされた経緯がある様だ。本当に、大新聞にあるまじき粗雑かつ反日的な、三流夕刊紙にも劣る低能な報道姿勢には、限りない憤りを新たにしている所である。当時の記事に関わった、植村 隆元記者は韓国移住の由だが、終身帰国禁止を強く求めたいものだ。編集責任者は既に鬼籍だが、当時取締役だったと思われる、皇室報道関連でも問題行動があったとされる、佐伯 晋元役員も状況如何では厳しく問責されるべきだろう。

その様な中、安倍政権は日韓関係を、国交正常化50周年の今年中に決着を図るべく、最善を尽くされたつもりだろうが、(此度の会談が、米合衆国の実施要請による所がある事を考えても)残念ながら今回は、そのまま評価する訳には参らない。年内は話し合いの道造りレベルに留め、本腰を入れるのは来年以降の方が良かったのではないか。この問題、功を焦れば(戦中の我国所業を指弾しておきながら、自国はベトナム軍事行動参加時の現地婦女子への深刻な狼藉の事実を隠蔽しようとする)韓国ペースに嵌り、更なる資金上積みなど対日条件悪化を招くだけだと俺などは思うのだが。

それにしても「河野談話」は想像以上の難物の様だ。安倍大臣程の力量と情熱を以てしても覆せなかった。平成初期に発せられたこの談話は、(時期は前後するも当時の加藤・河野両官房長官)による共同不法行為の様なものだ。その陰には、外務省を含む同党親韓親北勢力の利害が絡んでいた事は想像に難くない。一国のその後の命運をも左右しかねない、この様な不良見解を安易に言外にする様では、我国の外交力の低レベルぶりを露呈している様なもの。又、一新聞の捏造的誤報に簡単に振り回される低劣さも又同じだろう。これからも、中韓や左派勢力に言質を取られる原因ともなった河野談話は見直しを求め続けられなければならないのではないか。

その河野談話をも含め、前述の左派野党勢力はこの状況を巧妙に利用している。今回の外相会談の直前にも、日本共産党最高幹部が不審かつ不可解な訪韓の挙に出ている。これは此度の外相会談を事前に察知して、事態を難しくする為の、言わば妨害工作だった一面も、可能性としてあるのではないか。
又今夏、これも悪名高い鳩山由元首相が、韓国内抗日施設へ土下座行脚をして回ったのも、我国にとっては不利な影響があったと思う。実は実母が半島人で、弟の邦夫元国務大臣とは腹違い、との情報もある同氏の事だから、どうせ言いくるめられれば左派勢力にも簡単に靡くし、今秋などは某大学講演会の帰途、国粋勢力の進路妨害に遭ったそうだが、少なくとも半分は同氏の自業自得だろう。勿論、これも質の悪い左派勢力よりは「好い様に利用され、金をたかられしゃぶられる」立場である。失笑

安保法制問題への、拙劣な対応を見ても分るが、この慰安婦問題にしても、日本共産党や社会民主党、それに民主党中の菅・枝野ラインを筆頭とする左派勢力に仕組まれた事共の様な気がしてならないのだ。振り回される与党の対応も間抜けだとは思うが、やはり大新聞を利用するなどの情宣面は、性悪にして侮り難い巧妙狡猾さを強く感じる。そうした行動の背後には、無法国家・朝鮮民主主義人民共和国のキム王朝との連携、そして決してあってはならない、日本人拉致事件の幕引きと抹殺へと繋がっている事にも留意しなければならない。つまり、全ては繋がっていると言う事だ。これらの事共を決して忘れず、来夏に予想される国政選挙へと臨みたいものと心得る。

今年最後の画像は、数年前の大雪の折出かけた、新潟・福島県境のJR磐越西線にての、白魔と蒸機の格闘の模様。この時行動を共にした知友は既に亡く、無念の映像ともなっているが、我々日本人に「どんな事があっても、後退は許されない」との強いエールにも思えている所です。
気象変動大につき、各位健康安全留意にて。今年も有難うございました。続く来年も、どうか宜しくお願い致します。
コメント (2)
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