Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

民進党 予定調和の終章

2017-09-28 14:34:24 | 国際・政治

やはり、前原誠司さんは、第一野党(だった)民進党最後の代表となる可能性が高そうだ。一昨日夜、国政新党「希望の党」を立ち上げたばかりの現東京都知事 小池百合子さんと極秘会談、離党者続出の、民進党を実質合流させる方向で、一応の話がついたんだとか。昨日午後、TV速報が入った折は、一瞬「ガセか?」とも思ったが、今日午後、衆議院が「予定調和」の解散となり、冒頭の合流話も具体化している様だ。

この件は、まだ全てが具体化している訳ではないので、詳細への言及は控えるが、歴史ある自由民主党よりは、改革を実行できる保守勢力として、政権を担える党を目指す方向だとか。従って、玉石混交の民進党から異動できるのは、小池都知事と同じ、保守寄りの思考、信条を掲げる人物たる必要があり、一勢力である、社民・共産寄りの、所謂容共分子は参加を拒まれる事だろう。この方面に近い、横路孝弘、赤松広隆、菅 直人、枝野幸男、辻元清美の各位参加は、殆どないと見る。又、これら「赤い」容共議員勢力を、いつまでも思考バランスの良さげな「リベラル」と言い張り続ける、報道メディアの良識も疑われる所だ。

「希望の党」側の問題も、ないではない。この国政新党は、発足直後もあって、政治資金の調達に苦労したと言われる。そこで、着目されたのが、民進党保有の政党助成金である様だ。財源は、勿論税金からの拠出。国民一人平均で年間約 250円、年計約 320億円が政党助成金の財源とされ、各党議員数で頭割りされる所から(この制度に反対、不受領の日共を除く)民進党はこの内、年計約87億円を昨年度受領したとされる。内部留保も相当額に上る様で、最初 10億円は必要と言われる、新党立ち上げの資金面で、民進党の事実上合流受容は、小池都知事側にとっても、魅力に映った所があろう。

ただ、リスクもない訳ではない。小池都知事は、民進党からの議員移籍に際しては、政治信条や人物面も詳細に審査の上で判断して決定をされる由だが、参加を志す側にも不良意図の持ち主がいて、発足当初や、反安倍現政権での活動とかでは協力的なるも、一度そうした問題に目途が立てば、直ぐに組織の侵奪を働き、元民進党組に有利な様、乗っ取りの動きをしそうな輩もない訳ではないとの指摘がある。特に、民進党の政党助成金を利用して、新党運営を行うのが事実なら、新党合流のできない、前述の党内左派勢力や、参議院に、言わば置き去りにされる形の民進党議員らから、合流への不満による、不穏な動きが出ないとの保障はないからである。

他のサイトに晒されているのを見て参ったのだが、最左派の 有田芳生参議は、自身のツィッターなどで「此度の合流は、悪魔と握手をする様なもの」などと非難を強めている様だ。勿論、世間一般への説得力はない。何せ、先の大戦中 国家社会主義ドイツ労働者党ナチスの A・ヒトラー元総統を「絶対悪視」する一方で、同様の極悪非道を働いた、旧ソ連邦の J・スターリン元書記長の罪業は、全く触れようとせず、避けている。思考の土台からとち狂った輩の言動など、誰も信じるはずがあるまいて。発言者自身の悪魔性が疑われる。又、そんな輩を国会に送った、有権者の低民度も、もういい加減に糾されて良い。丁度良い。小池都知事の国政新党は、国会一院化も公約にする様だ。これはつまり、近い将来、参議院の廃止を意味する。有田参議は、参議院の消滅と運命を共にすべき不良人物だ。

大きな二つの組織をまとめ、一体化するのは大変な作業だと思う。上手く行けば、それは安倍自公に代る、政権を担える政治勢力の短期間での育成に道がない訳ではないかも知れないが、やはりその為のハードルは高そうだ。先年、石原伸晃(のぶてる)元自民幹事長は「結局は、金目でしょ」発言で物議を醸したが、真実を言い当てた言葉だったのも事実の様だ。「地獄の沙汰も、カネ次第」小池都知事が、最も強く言われる 国政と東京都政のバランスのあり様、新党の人事や政策ビジョンにつき、どの様な見解を表されるのか、もう暫く静かに見て参りたく思う。今回画像は、少し前に捉えた、名古屋港近くへ向かう資材列車の様子。ご覧の様に、コンクリ建物の真下を通る所もありまして。以下に、関連するネット記事をリンク致します。https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1709290005.html

コメント (2)
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