Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

防災~対自然災害も、対弾道弾も、同様の心構えで

2017-09-01 18:53:32 | 社会・経済

2017=平成29年9月も、宜しくお願い致します。毎年の事だが、今月は防災月間。前世紀の1923=大正12年のこの日生じた、関東大震災の重い教訓は、先の大戦のそれと同様に、重く受け止められ、活かされなければならない。

少し、本題からはそれるのだが、大阪府下の工業地帯を通る産業道にて、納品待ちや休憩の為、長時間停車する大型トラックなど多数向けの、一斉取り締まりがあったそうだ。確かに道路法規上適切とは言えない振る舞いだが、いかに周辺住民各位からの苦情も受けたとは言え、この場合「初めに摘発ありき」だけでは、ちと安易過ぎやしないだろうか。最初の警告にしても「近くの駐車場に移動しなさい」だけでは、この大きな問題の解決とは言えない所がありそうだ。

そも、工業地帯向けの納品大型車が待機する為の、周囲の駐車余地は十分か?違反を覚悟で、長時間路肩待機をする向きの多くは、あれば必ず利用するだろう駐車場所そのものが不足、その覚悟に悩まれているのではないか。行程もギリギリの所でタイト、安全の為にも、合間に少しでも休憩を、と苦慮されている向きも多いのだ。多くは違法駐車との現状は分るが、この様な取締りは、周囲に十分な駐車余地の有無とか、周到な調査の上で行われるべき。このままでは「初めに警察の功利ありき」と見られかねない様に思うのだが。特に、人命を左右しかねないトラック乗務各位の休息は、人道上と交通安全上からも、最大限の配慮がされるべきは当然だろう。

ここで本題に入る。前述の様な、大型車多数を受け入れられる駐車場所の確保は、非常の場合の防災拠点としても活用できるはずだ。対自然災害では、とりあえずのテント仮住居、初動対応は大きく異なろうが、これから予想される、弾道弾防災の為の用地としても、活用が見込めるだろう。

拙者は、防災を考える上では、自然災害に備える所も、弾道弾の脅威に備える所も、形こそ違え、その意味の重さと心構えにおいては、同様に、同等に考え 行動すべきと心得る。前二者の、形こそ違え、避難の手順、持ち出し品の繰り返しの確認、避難場所の確認や、入場し利用する時の心がけ・・などなど。住民各位と各自治体行政が、日頃から触発し合って、質や精度の高いものにして行く必要があると思う。

北鮮による、弾道弾防災訓練の折に散見された事だが、自然災害の防災訓練にあっても、立場こそ違え、違法な妨害行動が生じる可能性がないとは言えず、前者の場合、特に早急に整備を願いたいが、機動警察官複数立会の元で実施できる様にして頂きたい。訓練を危険に晒す、重大行為があった場合に、当該容疑者を確実に逮捕できる様にすべき事を、改めて主張する。又これは、自然災害防災訓練でも、状況の推移を見て、同等又はそれに準ずる態勢にする必要を検討して頂きたい。

自然災害ではないが、先般の「北」弾道弾上空通過の折、政府の状況把握は早く、適切であったとされる。この件につき、野党や一部報道メディアから「事前に国民に知らすべき」との主張があったが、これらはどれも、必要な国家機密を尊重する姿勢のなさから発せられたもの。迂闊に知らせれば、国民市民レベルで無用な混乱を招いたり、初め伏せられるべき政府の情報が、全て一般に晒される事となり、その事が相手国に知られる事となりかねない。この主張には、第一野党 民進党も同調していたが、旧民主政権時の東日本大震災の折、枝野官房長官(当時)は「混乱を抑える為」として、類似の災害情報管制をしたはずだ。不都合な事共は「忘れる」或いは「なかった事」にするのか?そんな事だから、同党への不信は払拭できないと強く思うのだ。

とまれ、表題二つの事共についての防災への姿勢は、今、限りなく同等に近づいた。どちらも、万一の折には落ち着いて向き合い、対処できる様、普段から心がけておくのが一番だろう。「必要な備えをして、正しく警戒する」この事を、我々は改めて自覚しなくては、と重ねて思う。今回画像は、丁度一年前、当地の市立・名古屋科学館前庭に保存されていた、三重県下の、ある化学メーカーが、工場貨物向けに運転していた、明治生まれの産業蒸機が、再起をかけて、大阪府下のボイラー整備会社へ向かう所。上部と本体を一度分割し、大型トレーラーによる陸送準備中の模様です。今も検査中。

コメント (2)
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