Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

河野外相会見 本当に不適切なものは

2018-12-12 21:28:13 | 国際・政治

2018=平成30年も、徐々に押し詰まって来た。他のブログ会員各位の記事を拝見しても「当然の事だが、年の瀬を迎え 諸事忙しくなってきた」旨をよく目にする。拙者も少しはそんな状況だが、そんな時こそ健康や交通安全、防犯防災に気を配れる余裕を持ちたいものだ。結局は その事が己や家族親族、それに周囲大勢の幸せを守る盾となるだろうから。

本題です。昨日あった 河野太郎・外務大臣の閣議後記者会見の対応が、少しく問題視されている様だ。確かに外相の対応も「そのままで良い」レベルでないのは事実だが、質すメディア側の姿勢も真に正当なものだったか、疑問が残る。以下 某ネット記事を参照しながら少し見て参る事としたい。

「河野外相 記者に 4回続けて『次の質問どうぞ』」

河野外相が 12/11火曜に閣議後記者会見を行った際、日露関係についての記者の質問に対し 連続して「次の質問どうぞ」とだけ答え、記者が反発する場面があった。記者会見では、新聞社複数の記者が河野外相に対し、ラブロフ露外相が北方領土問題について「日本が第二次大戦の結果を認めなければ、一切議論できない」と発言したことなどへの反応を尋ねた。同外相は関連質問 4項目に応じず「次の質問どうぞ」と繰り返した。

その後、記者から「公の場での答えとして 不適切ではないか」と指摘され、「交渉に向けての環境をしっかり整えたいと思う」とだけ答えた。河野外相は 12/10月曜に閉会した臨時国会でも、日露関係についての質問に「政府の考え方を述べるのは差し控える」との答弁を連発し、野党が批判していた。(引用ここまで)

確かに、記事を追うトレースだけでは 河野外相の答弁はぶっきらぼうで、不誠実とも取れる印象も付き纏う。しかし、真に受けるのは良くない。報道メディアの作為的な印象操作の意図が見え隠れするのも事実だからだ。河野外相の答弁は、明らかに不足な所あるは事実で、閣議後の記者会見にて 12/10月曜の臨時国会答弁を引き合いに出し「この時の答弁以上の事は、現状では言えない」事を記者側に 機先を制して述べれば良かった様に思う。

露外相見解につき、具体的反応を表すのは外交機密上適切でない場合もあるのは理解できるし、その事は外交の最高責任者として 誠実に守る必要もあろう。ただ、報道向けの言葉や表現は是非必要で、後付けとなった「交渉に向けての環境をしっかり整えたいと思う」の言葉を 初めから表した方が良かった様な気がする。それ故、特定野党幹部辺りからは「河野外相のこの態度は、トランプ米大統領より傲慢では?」との揶揄も出たのではと心得る。

その一方、やはり報道側の質問は挑発的になりがちだ。小池東京都知事が国政に関与するに当たり、旧民進党の相当勢力を取り込む段階で 同知事と立ち位置の遠い勢力への対応を問われた時、心ならずも「排除」の言葉を使ってしまった失態は記憶に新しいが、この時の質問者も多分に挑発的だった様だ。惜しくも自転車事故で事実上引退のやむなきとなった元自民総裁・谷垣禎一(たにがき・さだかず)さんが「野党議員中には、挑発上手な人物もいるから要注意」とのご見解を表した事があったが、河野外相はこのお言葉をご存知だったかと気にかかる。

前出の特定野党幹部も「挑発名人」として知られる「要注意人物」だ。報道メディアの記者連中にも、そうした向きは多いだろう。河野外相を含む閣僚各位は、遅きに失したかもだが これからでも良い。是非、谷垣元総裁のそうしたご指摘に留意される様お願いする次第。因みに特定野党には、報道メディア出身議員も複数在籍するも 一部を除いて悉くろくな人物ではない様だ。記者やキャスター、フリー・ジャーナリスト時代に挑発まがいの言動に走っていた延長だろう。TVなどの露出度や知名度だけで、国政や地方政治に携わる担い手を選ぶのは如何なものか。今回画像は、これから春まで一年で最も忙しくなる 当地南郊三重県から長野県方面への 燃料輸送専用貨物便の模様を。

コメント (2)
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