令和最初の 11月も、拙ブログを宜しくお願い致します。ようやく秋らしい安定とた晴天が続く様になり・・と穏やかな天気の話ばかりもしていられない様だ。今朝早く、沖縄・那覇市の首里城大火による道城主要棟の焼失、誠に残念に思う。焼失面積は 5000平米に迫り、高台に位置する城址だった事もあって 消火作業は困難を極めた様だ。死傷等人的被害を生じなかったのが、不幸中の幸いだろう。
離島・沖縄にては水は極めて貴重なはずで、まずは同県に対する一言のお見舞いと共に、悪条件下で果敢に消火に当たった消防、警察各位に労いを申したい。その上で、戦前以来複数回の焼失に見舞われるも その度に力強く再建を果たした首里城の英姿が 年月を要しても又蘇る事を祈念したく思います。
本題です。安倍改造内閣は、こちらも残念ながら公選法に抵触したなどで 既に経産、法務の二大臣が辞任、交代のやむなきとなった。確かに法令の把握が粗雑な事から違法状態に進んだのは事実であり 相応の問責を受けるべきだが、これらの追及はは両院委員会などでの質疑によるべきであり、政策を論ずるべき本会議で取り上げるのは、適切を欠く所もあろう。又、特定野党の「初めに攻勢ありき」の不良姿勢も相変わらずだ。今日はネット上で、この芳しくない状況を的確に捉えた一文に接し「目から鱗」までは行かずとも「当たらずと雖も遠からじ」の感を得たものだ。以下、某ネット記事の劇画作家・小林よしのりさんのご見解を引用させて頂き、みて参りたい。
「立憲民主党&野党は『小言おばさん』」
河野太郎防衛相が「雨男」と言ったから台風の被害者に失礼だとか、萩生田文科相の「身の丈に合った」が受験生に失礼で、言葉尻を捉えて非難ばかりしているのが野党。
飽きた。ちっぽけ過ぎて飽きた。
小言おばさんに政権奪取は無理。公文書偽造で死者まで出した 森友・加計問題でもダメージを追わなかった政権が、失言や贈収賄くらいで潰れるはずがない。来年には自衛隊が中東に派遣されて ジブチの近く、イエメンの内戦や、あるいはホルムズ海峡で「調査、研究」を目的に自衛官の犠牲が出るかもしれない危機があるというのに、そもそも国家観がなく、立憲主義で戦う意欲もない野党に何ができる?
ヘタレはヘタレ。建設的な提案や議論が全くできない立憲民主党は 旧社会党の相似形。せいぜい山本太郎(れいわ新撰組代表)に怯えて 小さなパイの取り合いに終始しておればいい。立憲的改憲で戦う 別の勢力を作るしかない。(引用ここまで)
流石は「百戦錬磨のよしりん」だ。拙者の日頃思っている事の大半を分かり易く語られてしまった感がある。一つだけ不満を言わせて頂けば「立憲民主党は、旧社会党の相似形」ではなく「そのもの」ではないかという事。「反対の為の反対」を振り回す一方で、政権与党の要人が、些細な公選法抵触や不適切に取れる発言をするや途端に食いつくでは「政策無能」と思われても仕方がないではないか。まぁこれは、朝日新聞を初めとする左派メディア勢力も似た様なものだろうが。
在沖縄・米軍基地問題にしても、枝野立憲民主執行部は「適切な対案を作った」と自己申告してはいるが「詳細は政権交代実現の時に」などと逃げを打った様なモノ言いだ。結局は旧民主党政権期の鳩山由元総理がやらかして不興を買った「私に腹案がある(実はなかった)」と大差ない無策ではないか。これは立憲民主党のみならず、社民、日共の特定野党に共通する「病理」だろうし、又それを指摘されても改める意思は皆無だろう。
本当に、小林さんの構想される「立憲的改憲」を目指す「もう一つの保守勢力」が結集された時にこそ、或いは我国も二大政党制時代を迎えられるのかもしれない。それが直ちに我国益に資するか否かは別としても。ただ、旧民主党政権より意義深い思考だと拙者は思うのだが。効果としても、よりまともなものが期待できるのではないか。小林さんの、引き続いてのご健闘を祈る次第。今回画像は、当地南郊の大府市内で見かけた JR東海道線・上下列車邂逅の様子を。