Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「冬の時代」日韓議連は軽くなるのか

2019-11-04 13:57:22 | 国際・政治

昨 11/3は「文化の日」。1946=昭和21年に日本国憲法が公布された日に当たるそうで、5/3の施行日「憲法記念日」と並び、護憲、改憲双方の主張が交錯する日としても知られるが、正直「憲法改正には指一本触れさせず、又 その為の議論さえ認めない」教条的護憲勢力の「バカの一つ覚え」的百年一日変わる事のない主張は「聞き飽きた」。本当に、前回語録を引用させて頂いた劇画作家・小林よしのりさんのお言葉通りだと思う。

その様な状況下、流石に「教条的護憲一辺倒」では拙いと思ったのか、石破 茂・元自民幹事長、玉木雄一郎・国民民主党代表(共に衆議)、それに山尾志桜里・立憲民主会派衆議メインで改憲議論の会合が持たれた様で、様々な角度から議論位はして行こうという認識位は共有できたとされるが、あの「野合」勢力に今となっては非主流の石破衆議とあっては、真に日本及び日本人の為の憲法改正議論に結び付くか、ちと疑問符のつく所があろう。ともすれば「政策より政局」に流れ易い勢力でもある。安易な期待はしない方が良いのだろう。

本題です。先日からタイ王国にて持たれている東南アジア諸国連合の拡大会合「ASEAN+3」に出席の安倍総理大臣と、文 在寅(むん・じぇいん)韓国大統領の非公式会談が短時間ながら持たれた様だ。勿論首脳間対話機会は常に設けるべきだし それ自体に反対はしないが、あくまでも我国及び我国民の利益を厳守する 対等な立場での進行を強く求めたいものだ。安倍総理ももうお分かりだろうが、困難が伴ってもそこの所は通して頂きたい。

そうした状況に際し、日韓議員連盟は正直非力な様だ。今日、来日中の文 喜相(むん・ひさん)国会議長が、所謂元徴用工向けの寄付金法案を韓国側が準備している事を表した様だ。我国側の河村日韓議連幹事長も 経済協力名目の基金創設は可能とする表明をしているとされる。しかしこれは、対韓向け「特別な配慮」をしている様な、間違ったシグナルを送るのではないかとの懸念も持たれているものだ。

河村議連幹事長は「元徴用工向け賠償金の中に含めれば 1965=昭和40年制定の日韓請求権協定の根幹に抵触し難しい」としながらも、前述基金の可能性に言及している。この事が既成メディアに「徴用工問題合意への検討」と受け取られ、云わば「我国が折れてカネを出す」が如き不良印象を持たれかねないというのだ。日韓請求権協定は「完全かつ最終的に解決」されたという事のはずで、安倍政権側の立場も一貫しているものだ。変更はあり得ない。韓国側から提示があったとされる、日韓両企業が賠償相当額を出資する案も、安倍政権は直ぐに拒否している。当然の判断だろう。

これ以外にも、対自衛隊機レーダー照射問題や包括的軍事情報を共有する協定・所謂 GSOMIAの破棄、今月下旬の失効問題など、韓国側にボールのある問題は多い。この分野でも日韓議員連盟の非力な印象が目立つ様に感じるのは、拙者だけではあるまい。日韓間の難問と向き合い、望ましい対等な立場での解決に取り組む意思が見られないなら、日韓議連は解散をも視野に入れたゼロ・ベースでの出直しを覚悟すべきではないか。そうでなければ日本及び日本人多数の支持は得られない事だろう。今回画像は、先年訪れた 新潟・山形県境付近の名勝「笹川流れ」周辺の様子を。通る線路は JR羽越線。追記となったが、以下に 作家・門田隆将さんが 11/2付で SNSに表されたご見解を引用し、関連記事二件をリンク致します。

「日韓・韓日議連合同総会で『徴用工』判決に韓国側が従来の主張を繰り返した。日本側は相変わらず腰が引け、慰安婦問題も取り上げなかった。さすが韓国を『増長』させ続けた元凶・日韓議連である。元の関係に戻し利権を貪ろうとするこの面々に鉄槌を下さなければ、日韓に明日はない」(引用ここまで。以下は「私的憂国の書様」のリンク記事二件) ① http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3633.html ② http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3634.html

コメント (4)
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