Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型感染症問題~医療安保でもある 国産ワクチン開発援助

2021-02-01 23:03:07 | 国際・政治

2021=令和 3年 2月も、拙ブログを宜しくお願い致します。本当に、月初から内外で大きな動きがあった。海外よりは東南アジア・ミャンマー国での政変クーデターの一報。同国軍により、スー・チー国家最高顧問やミン大統領ら民主勢力側高官が拘束され、国軍最高司令官が全権を掌握した模様。

先の総選挙に絡む不正の疑いが直接の原因の様だが、スー・チー顧問派と軍部派間で 以前から亀裂があった様だとの情報もある。詳細は不明につきこれ以上触れるのは控えるが、グテーレス国連事務総長表明にもある様に 安易に武力に走らすのは避け、あくまでも対話による解決を図る様 我国としても促すべきという事だろう。

国内にては、先日の民放 TV番組中で 画面への露出も多いジャーナリスト・池上 彰さんがトランプ前米大統領の人権面への取り組みにつき、中国大陸・ウィグル族の人権問題への言及が本当はあったにも関わらず「一言もなかった」として、虚言もしくはデマではないかと批判され ネットなどで物議になっている様だ。

明らかに池上さんの失態ではないだろうか。同氏はこの件につき 大きな説明責任を負っているはずで、是非速やかに誠実な対処を願いたいもの。それができなければ、デマを流したかどで、同氏の言動についての信頼は 更に失墜しかねないだろう。又 そうした不良を知りながら、訂正や陳謝を促す事なく取り上げた民放 TVAも同罪だ。池上さん個人レベルに留まらず、TV放送の信頼をも揺るがしかねないだろう。因みに TVAは「あの」朝日新聞一味の系列局。もしかすると、初めから池上さんの失態を利用しようとした確信犯かも知れない。

本題です。第三波流行続く 中国大陸由来の新型コロナ・ウィルス感染症に係る我国政府の緊急事態宣言が、感染が落ち着いた栃木県を除き 一カ月の延長が決まった。継続 10都府県の感染状況が、減少傾向とはいえ楽観できない状況ではやむなしと心得る。

その流行に対峙すべく、世界各国で予防ワクチンの開発が進められ、一部諸国で接種が開始されたのは既報だが、我国産の開発情況は 世界的には後発で、公的援助が希薄とされたも 少しは改善の動きも見られる様だ。昨日の共同通信ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「日本企業の国際治験支援へ 国産ワクチン開発加速」

厚生労働省は 1/31までに、遅れが指摘される国産の新型コロナ・ウィルス感染症ワクチンの開発を加速させるため、国内企業が大規模な臨床実験(治験)を実施する場合に費用を補助することを決めた。海外の医療機関と連携して 多くの参加者を集める国際的な治験を念頭に置いている。2020=令和 2年度第 3次補正予算に、約 1200億円を計上した。

国内では、塩野義製薬や第一三共など複数の企業が 従来の技術や新技術を使って開発を進めているが、欧米より遅れている。海外製は日本への出荷量が不安定になるリスクもあるため、国内でも国産ワクチンの開発促進を求める声が議員から上がっていた。(引用ここまで)

欧米のみならず、諸外国なら速やかに実施されるだろう こうした急を要する医薬開発に、ようやく我国でも後援の手が差し延べられ始めたという事だろう。1200億円レベルの支援規模が多いか少ないかは議論があるだろうが、遅れはしたも とに角始められる事は多としたい。望むべきは、決して一過性にならない様 強い姿勢での継続を図る事。もう一つは 薬品メーカーの開発部門や企業・大学の研究者各位の試行錯誤を巨視的に理解する事だろう。

我国の開発研究は 初めから高レベルを狙う余り、一定の失敗ややり直しを大目に見る「トライ&エラー」の考え方に不寛容な姿勢が多い様だといわれる。高い完成度やレベルを図る姿勢は 一面では必要だが、その一方「ある程度の失敗は未来の糧」と大目に見る姿勢に欠けると言われる様なのだ。この「トライ&エラー」の思考を一定は採り入れないと、中々に次への進化は期せないのではないか。

新型感染症対策に際し、その予防ワクチンは 基本的には自国で開発すべきものと言われる。初期の予防接種では 一定の輸入はやむを得ないだろうが、今後もこうした国際的感染症禍のリスクが完全には去らない可能性を考えれば、確実に国産化へと進むべきだろう。

理想を申せば、いかなる状況下でも安定生産と供給ができ 流行状況下で不安なく使える事が望ましいのである。既に出回り始めた外国製ワクチンは やはり供給不安に陥る可能性が拭いきれない様で、そのまま放置して良い問題ではない。云わば医療安保、大変な状況下にあって苦闘を続ける医療関係各位の不安緩和の為にも、安全安定の国産ワクチン開発は強力に続けられるべきだろう。

今回画像も先年ので恐縮。時に予期せぬ噴火で人々を脅かす 長野・木曽御嶽の麓を走った木曽森林鉄道・大滝線の一部を用いた小型鉄道車両の復活走行撮影に勤しむ鉄道ファン達の様子を。前述感染症禍もあり 令和期に入ってからは催されていない様ですが、終息の暁には是非再開を望みたい所。以下に 冒頭部分の関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 嘘を信じ込ませる池上彰とテレビ局の責任を問う | 私的憂国の書 (fc2.com)

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