Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型感染症禍雑感~リスクある中露ワクチン導入を求める 野党衆議の愚

2021-02-15 11:19:55 | 国際・政治

一昨日夜生じた 東北地方の強い地震は 10年前襲来の東日本大震災被災域と重なり、現状犠牲こそ聞かぬも まだ復興の途上にある地域各位には、特に大きなダメージとなったのではないだろうか。加えて昨年来の新型感染症禍で、避難行動にも神経を使わなければならず 大変な所だろう。

当該地域の各位に対し 一言のお見舞いを申したい。又、近い将来同様の震災に見舞われる可能性があるとされる 東海地方の我々も、此度の地震からも防災に関する事共を改めて学ばなければとも思う次第。

本題です。先日衆院予算委の席上、質問に臨んだ野党衆議が 流行続く中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症対策の予防ワクチン導入が遅れている所を取り上げ「これの緩和の為にも、中国大陸やロシア国製造のワクチン導入も視野に入れるべき」と求めたとされる。想えば「ただのバカ話」ではないだろうか。

当該議員は 柚木道義・立憲民主衆議。特に保守側には良く知られた所謂「騒女議員」と共鳴し易い騒擾志向の人物だ。どうしてもやむなき場合は 大声を上げる場面も必要だろうが、柚木衆議はそこの所を濫用しがちとの嫌いが指摘される。又 少なくとも今回質問については「薬事の安全の為の承認や行政」につき、一通りでも勉強したのだろうかとの強い疑念を持たざるを得ない。或いは同様の主張が 医療界にては時に不穏当な言動ありとされる 上 昌広・医療ガバナンス研理事長からも表されており、それを受け売った感もなくはないものだが。

詳しくは末尾のリンク記事に譲るが、柚木衆議が取り上げた中・露両国産予防ワクチンは、少なくとも我厚生労働省に対し 承認申請の動きは見られない。国産、輸入に関係なく 予防ワクチンを含む全ての医薬品は、厚労省による承認を経なければ使えない事位、素人でも分かる事だ。又 承認申請は基本製薬企業側から出されるもの。柚木衆議は、そこの所を踏まえていたのか?

治験面にしても、中露両国産は世界的に疑問ありとされる。つい昨日正式承認をみた 米合衆国産ファイザー社の予防ワクチンに比べ 明らかになデータ不足とされ、到底我国の薬事承認審査の俎上に乗せられる代物ではなさそうだ。そんな事より 既に承認申請が行われた英国産と、今後広く導入が見込まれ これから承認申請に向かうとされる米合衆国産もう一種の我国内治験と承認への動きを進める方が先だろう。

そうした事情を無視した様な 柚木衆議の質疑姿勢は、少なくとも今回質問については国民的理解を得られるとは到底言えない。我国の前述感染症予防ワクチン準備が諸外国より遅れたは事実も やむなき所もそれはあり、接種を速める為とはいえ 危険な製品にまで手を出されたしの様な主張をして良い訳がない。柚木衆議は一度位、厚生労働省より 所謂ヒアリング時の様な居丈高な態度を捨て、謙虚な姿勢で薬事承認や同行政の事共を勉強し直し 出直して来るべきではないのか。それができれば立憲民主党は、少なくとも第一野党としての国民的認知へ向けて動き出せる様な気もするものだが。勿論「多分無理」は分かっている。

今回画像は JR名古屋駅西方の新都心「ささしまライブ」の夕景を。この辺りは、今は名古屋港近くに引っ越した 旧名古屋貨物ターミナルの跡地。旧国鉄から JRに移行後、引き続き再開発が進められている所ですが、前述感染症の影響もあってか ここの所はその速度がやや鈍っている様にも感じられる所。以下に 関連記事を二件リンク致します。(日経新聞 2019= H31,2/21付) 薬事承認とは 医薬品や医療機器の製造販売を申請: 日本経済新聞 (nikkei.com)  (保守速報様) 【悲報】立憲民主党「ロシア製ワクチン、中国製ワクチンも含めて確保に努めて頂きたい」 | 保守速報 (hosyusokuhou.jp)

 

コメント (2)
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