Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

音楽行事「フジロック」への補助金拠出は疑問有

2021-08-27 21:43:12 | 芸能ネタ

第 5波を迎えた 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症は、感染力を増した変異型ウィルスが主流となった事もあって 特に当地愛知で深甚な感染拡大の様相を呈してきた。特に顕著なのが名古屋市内。昨日までの日計数百人ペースから 今日は一気に同 1000人超となり、もう感染爆発に準ずるレベル。

こういう時に、河村現市長の様な「調子者」を頂く事になってしまった運命を悔やむ名古屋市民は少なくないだろう。拙者はかねて 河村現市長を支持していなかったが、今春の市長選では そうした懸念があったにも関わらず、同市長は再選されてしまった。此度の感染拡大は、その大きなツケの一つとして 名古屋市民に共有されねばなるまいて。又 世代を問わない急速で深甚な感染拡大は、医療関係各位や報道各社が正面から伝えてこなかった より高リスクな「空気感染」の疑いをそろそろ抱いても良いと心得る者だが。

本題です。昨年来の そしてこの所深甚さを増す感染状況の下、新潟県下で我国屈指の規模となる野外音楽行事「フジロック・フェスティバル」が条件付ながら開かれた。今夏から秋口にかけ、拙者が知るだけで茨城、山梨、滋賀の各県にて予定されていた同様行事が中止、もしくは中止決定されたにも関わらずだ。

主催者は感染抑止に向けた対策を行った事を主張、又 開会の可否は自治体により異なるのも 地方自治の趣旨からすれば一定は致し方ないかもだが「フジロック」だけは政府後援があったとか。前年中止分とはいえ補助金の対象になったと聞けば 穏やかには受け取れない。以下 先日の東京スポーツ・ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「フジロック事務局が終了の報告『現時点で陽性者ゼロ』にネット上で厳しい意見も」

8/20 から 22まで新潟県内で開催された国内最大級の野外音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL'21」(フジロック) の事務局は、公式サイトで「終了のご報告」という声明を発表した。

3日間の延べ入場者数は 35449人( 8/20= 12636人、8/21= 13513人、8/22= 9330人 )と発表。「フジロック'21 が開催できたことに対し、開催地域のみなさま、出演者、スタッフ、チケットを買ってくださったお客様、関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます」とした。

都市部を中心に 日本中で新型コロナ・ウィルスの感染が爆発する中、フジロックの開催には可否、特に否の声が多く出ていた。これらの声を受けて、出演を辞退したアーティストも続出した。

「スタッフの皆さんへは、様々な困難に直面しながらも目の前の問題に取り組み 解決方法を模索し見出してくれたことに感謝いたします。そして、この状況下での開催について 感染防止ガイドラインを守り、多くの新たな制約や制限にご協力いただいた来場者の皆様、また 感染状況を鑑みて来場辞退を選択された皆様に感謝いたします」

フジロックのために新潟県外から多くの人が集まり、6割が東京からだったとの報道も。会場で 観客が「密」になっている写真も SNSでアップされており、感染拡大が心配されているが、事務局は「現在 (8/24 時点) のところ、会期中の会場においては ひとりの陽性者も確認されていないことを まずはご報告させていただきます」と述べ。

「今後も 時間経過と共に情報収集に努め、その結果をあらためて皆様にご報告し、未来のフェスティバルにおける感染防止対策の改善につなげてまいります」と続けたが、ネット上では「現時点で感染ゼロ」に強く反応。「潜伏期間一切無視」「感染経路不明者が増えるだけでは?」「体調不良で PCR検査受けるの 今週末だろ」などと厳しい意見が多く見られた。(引用ここまで)

ここまでは、あくまでも「主催者発表」の印象を強く受ける。今回末尾にもリンク致すが 他報道でも「フジロック」会場は相当「密な状態」が随所で見られ、ロック音楽系野外行事にありがちな、大声での声援や唱和は流石になかった様であるも、前述の様に 新潟県外複数個所から相当な人数が訪れていた様だ。会期終了後僅か 2日で「陽性者なし」としているのも疑問ある所だ。

そして それ以上に疑念を抱くのが、これも他報道で分かった「フジロック」向けの 国の補助金拠出だろう。昨年の「フジロック」は中止されたも、それが野音行事など向けの補助金要件に合致したとかで 3日間の会期で計 1億円超の補助金が下りる見込みだとか。更に直ちに資金面とは関係なくも「フジロック」は環境相や観光庁など 政府機関の後援まで受けていた事も判明。中止された他県の行事に比べ、差別的ともいえる優遇は明らかだ。

前述補助金は、到底多くの行事を流された音楽を初め 芸術界の各位より理解を得るのは困難と心得る。政府はこの補助金拠出を一旦でも保留し、国民的得心をみるまで詳しい丁寧な説明に努めるべきだ。ロック音楽そのものは、世界的実力を誇る国内ミュージシャンやグループもあり その力量は評価するものだが、野音行事との向き合いが地方で異なるのは困った問題ではないのか。又 偏見承知で申せば、ロック音楽関連行事は 左派容共勢力の情宣に利用され易い側面もある様だ。

今回「フジロック」の冒頭、東京五輪でも歌われた大物歌手 MISIAさんによる国歌「君が代」独唱が再び披露された由だが、これについても一部の左派的聴衆から 野次の様な声が発せられたとか。与野党各党も報道各社も こうした反応を黙認し、決して「表現の自由」が尊ばれているとはいえない野音行事向に 国の補助金を拠出するのが妥当なのか、再度の議論を願いたいものだと思うがどうだろう。今回画像も先年ので恐縮。今は北陸新幹線メインに活動の、新幹線 E7系編成の様子を。鉄道博物館を擁する JR大宮駅にての捕捉。今後は 引退する二階式編成 E4系の後を受け、上越新幹線へも進出の予定。以下に、関連記事をリンク致します。( 文春オンライン 8/25付 ) 亡国のフジロック2021、「反知性」「反政府」「反権力」による祭典と化す(文春オンライン) - goo ニュース

コメント (2)
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