Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

引き続き、繰り返しの復習を要する「終戦の日」との向き合い

2021-08-15 22:28:36 | 国際・政治

今日 8/15は、ご存知 76回目の「終戦の日」。首都圏の大学に縁のあった学生時分は、左派的思潮跋扈の影響もあって 東京・件の靖国神社参拝は 1回に留まった。社会人に至って 2回の参拝に及んだ訳だが、昨年来の中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症の長期流行が察知できておれば、年一度の参拝機会はあっただけに、何とも間抜けな事をと 反省もしている所だ。という訳で、今日は正午前に愛知県護国神社に参拝。加藤内閣官房長官の要望にも応えるべく 少し早めの黙祷を捧げて参った次第。

政府主催の戦没者追悼式も、ご参加人数を絞っての開催となった様だが「英霊に感謝」を初め、計 300万超の戦没及び戦災犠牲各位への弔意と感謝は表されたと心得る。又 今日までに靖国神社参拝にお越しの閣僚及びその経験者各位にも、当然の事とはいえ 一礼を申したい。

毎年の「終戦の日」に思う事だが「二度と繰り返してはならぬ戦争」の意味を正しく捉え、理解する事の大切さを齢を重ねる毎に痛感している次第。「二度と繰り返してはならぬ戦争」とは所謂大規模な泥沼戦争の事と心得る。例を挙げれば、沖縄7県民各位 20万超の犠牲を生じた 日米沖縄戦や東南アジアはタイ、ビルマ (現ミャンマー) 両国に跨り展開された、無謀の悪名高いインパール作戦、それに東京都区内を初め 全国主要都市が見舞われた、原爆行使を含む各地空襲などの事を指し、我国の独立や尊厳、国民市民の安全確保の為の 必要最低限の自衛力、警察力の行使は「戦争」に当たらない訳で、くれぐれも取り違えられたり誤解されたりしない様区別されなければならない。

今日は「終戦の日」に因む各政党の談話も表された様だが、特定野党や左傾メディアの取り上げは、相変わらず前述両者が混同され続けられ 正しい理解を妨げている不良印象を受けた。先の大戦は 確かに凄惨な史実が多々あれど、それを我国の独立や尊厳保持の為の自衛力、警察力行使まで否定しようとの不良意図は断じて認められない。

又 左傾メディアが折々話題にしたがるのが「アジアへの加害責任」が明言されない事だとか。しかし これについては 菅総理の追悼式時中にもあった「戦争の惨禍を二度と繰り返さない、この信念を貫いて参る」の言葉で間接に説明されており、又 天皇陛下も今日のお言葉で「反省」に言及されている。今日の追悼式典は 我国民の戦没及び戦災犠牲各位の鎮魂と感謝の為に持たれたのであり、もしも前述の加害責任が一定あったにしても それは機会を改めて議論されるべき事共ではないだろうか。

先日  今年の広島原爆忌の追悼式典に際し、反菅現政権側の左派容共勢力が騒ぎ立てていた事と 根は同じとは言わずとも近いのではないか。それをご覧になった 良識ある広島市民各位が「ここは静かな追悼の場。主張は 別の日に」と無言で窘められていたご行動を、我々は謙虚に受け止める必要があろう。戦没者追悼式も同じ事。対アジア加害責任の云々は日を改めての議論を心がけ、「終戦の日」は 心静かに哀悼の誠と感謝の念を捧げ、平和への想いを新たにすべき日ではないか。

それを促すべき立場の報道各社が 本当は別テーマであるはずの「加害責任」を混同して騒ぎ立てるのはおかしいと感じるのは拙者だけではあるまい。こういう混同は、皇位継承問題にあっても 本来意味の異なる「女性天皇」と「女系天皇」を意図的に混同して伝え、共に高い国民的支持を得ている様に見せかける「印象操作」に似た「危ない不良意図」を感じる者だ。決して真に受ける訳には参らないだろう。

今回画像は、昨夏ので恐縮。今日も訪れた 愛知県護国神社境内の様子を。今日は曇天だったが、昨年の「終戦の日」は厚かったが晴天だったかと思い返す次第。水害被災各位へのお見舞いと共に、この所の雨続きが早く区切られる事も 併せて祈念する次第。お知らせが一つ。実は今週中に 流行続く新型感染症ワクチンの 2回目接種を予定しており、副反応などの具合により 記事更新が少し開く可能性がありますので、ここに予告致す次第。こちらの「芳しからぬ流行」も早めの鎮静化を祈念するものです。

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