Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

立憲民主党の 対報道資金拠出問題を復習する

2022-01-13 12:20:45 | 国際・政治

ようやく正常化へ向け一歩という感の 日本国憲法改正なる課題に関し、野党・日本維新の会から より踏み込んだ姿勢が示された様だ。長年の懸案たる 自衛隊への法的・国民的認知を叶える為の第 9条の見直し、他国による明からさまな脅威や大規模な自然災害に より機動的な対処を可能にする為の緊急事態条項の検討など、拙速ではならないは理解するも 自民党初め与党の側からだけでなく、野党側からも前向きな検討に臨む姿勢は評価したいものだ。

こうした必要な憲法見直しにつき、その為の議論さえ認めないとの不良姿勢を一向に改める気配がないのが日共、社民といった左派野党。近年発足の れいわ新撰組もどの途この勢力に近い立場だろう。それに加え 第一野党・立憲民主党の多数勢力もこの側に与する向きが多かろう。先日の改憲についての 泉党代表の言動にもそれが表れていた。同党は又、自民初め与党側の政治資金問題追及にも 必要以上に熱心な感がある。国権の最高機関・国会の健全化を図る為にも 必要な追及にまで難癖をつけるつもりはないが、それにしても昨今揶揄される ネット報道メディア向け資金拠出問題への対応は明らかに不足にして不十分だろう。以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「立憲民主の資金提供『不適切』と西村氏 福山氏処分せず」

立憲民主党が インター・ネット報道番組を制作・配信する「Choose Life Project(チューズライフ・プロジェクト=CLP)」に広告代理店を通じ「番組制作費」として約 1500万円の支援を行っていた問題で、西村智奈美・党幹事長は 1/12の記者会見で党の調査結果を発表し「適切ではなかった。国民に疑念を与えた。反省すべきだ」と述べた。決裁した 福山哲郎・前党幹事長の処分については「考えていない」と述べ、否定した。

西村氏によると、立憲民主は 2020=令和 2年 3~ 8月の間、CLP側の要請を受け支援を行った。立憲民主から広告代理店に対しては支援分として 同年 8~ 10月にかけて 4回に分けて計 1500万 8270円を支出した。西村氏は「(当時) 福山氏の幹事長としての判断だ」と説明したが、枝野幸男・前代表の関与の有無については言及しなかった。

西村氏は「資金提供を公表せず 出どころを隠していたのではないかという疑念を持たれた。特定の (報道)メディアに党が資金を支援することが適切なのか議論がある。支援の妥当性について 組織として議論・検討した形跡がない」と述べた。広告代理店を経由した手法についても「現執行部として共感できない」と強調した。

ただ、西村氏は「違法性があったとはいえない。一切番組内容には関与していなかった」などとして 福山氏の処分を否定し、今夏の参院選の京都選挙区で 福山氏を引き続き公認する方針を示した。(引用ここまで)

「なるほど・・」と思った。かねて「立憲民主は身内に甘い」の揶揄を度々聞いたものだが、決して嘘でもなければ誇張でもない事がはっきりした。ほぼ「独断専行」の感もある 福山前幹事長の決裁姿勢が問題なら、枝野前代表にしても 積極関与がなかったにせよ、組織として当然 福山前幹事長より報告が上がっているはずであり、党代表としての認知はあった事だろう。

収支報告書への記載漏れなど 法令に直に触れる事案ではない事から、立憲民主党内には この件を擁護する意見もある様だ。例えば騒擾志向が目立つ 小西洋之参議や、視点のおかしな言動を繰り返す 米山隆一衆議らを頭目とする勢力がそれだ。しかし法令違反はなくも、我国報道メディア全体の持病ともいえる 報道倫理に照らしたらどうなのか。例え偏向メディアだとしても 番組編制などへの介入さえなければ、国民の税金を使う公党が資金拠出は適切と言えるのか。立憲民主党にはその辺りの厳しい自勢力検証姿勢を持つ強い意思に欠けている様に思えてならない。

折しも大阪市などが 主要紙などと広範な報道協定締結へと動いている報を耳にし、この動きにつき 一部の報道関係者らが「ジャーナリズムの自殺に繋がりかねない」として反対や懸念の意を表している様だが、形や立場こそ違え 立憲民主党が前述ネット・メディアに対して行った件は、この問題と大差ない。

福山前幹事長は相応に処分されるべきとは思うが、安倍元総理らをもう揶揄できない「お友達政党レベル」の立憲民主党には、泉現執行部に対しても そんな毅然とした姿勢は期待できないだろう。勿論 改めなければ党支持率は低迷のままで、信頼回復など最早「夢を超えて幻」レベルと申して良い。最早「処分を!」などと声を上げるだけ無駄だろうから、来る参院選では有権者各位が厳しい審判を下されるべき。それを目の当たりにした時、ようやくこの「旧社会党勢力」は一部でも覚醒するのかも知れないが。

今回画像は昨年後半、当地 JR名古屋駅にて試運転に臨む 「HC85」と呼ばれる次期在来線特急編成の様子を。高山線の様な電化されない 電車の進入できない路線でも走行できる様、ディーゼル動力は放棄せずも 電力併用のハイブリッド動力を採り、燃費の大幅改善が図られる模様。内装も併せて向上し、昨今の「脱石油」への流れも意識した構造。参院選とほぼ同じ、今夏本格デビューが伝えられる所。以下に 関連記事をリンク致します。近い立場の報道人からも呆れられる様では、もう「オワコン」ですか。失笑 ネットメディアに1500万円提供で立民「福山前幹事長」は謝罪なし 専門家は「社民党的体質が露呈」と指摘 | デイリー新潮 (dailyshincho.jp)

コメント (2)
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