Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今回衆院選ー参院からの所謂「鞍替え」は民意とは言わないが

2024-10-23 14:39:52 | 国際・政治
所謂「裏金問題」で党公認ならず 当該前与党実力者各位は大いに苦戦を強いられてもいる様だ。法令違反も疑われる不適切対応の以上、過分の理解は控えるが。

一方で 今回衆院選に臨む一部野党や左傾報道勢力中には、明らかにこうした候補への過分な貶め言動や論調も散見され、こちらも又与する訳には参らない。

東京都下の某激戦区にては、やはり「裏金疑惑」もあって苦戦が指摘される前自民候補の立憲民主対抗馬の某候補が、かつて属した日共を除名されたにも関わらず、公認の立憲民主に加え 日共も自主支援に回るとは、呆れる以前に失笑した。しかもこの輩、前与党候補が認められなかった 比例代表との重複立候補で保険まで掛けているというから、もう声も出ない所だ。

この候補の実名は 拙的には載せる価値もないと思ったのでやめておくが、事実なら正に「立憲共産党候補」という訳で、決して国会へ送ってはならぬ輩だろう。近しいとされる極左勢力は、情宣にかけては天才的とも聞く。当該有権者各位は、どうかこうした履歴を持つ候補もあるに留意の上で賢明な投票を願いたく思う。

もう一つ。今回衆院選には、参院にて任期中にも関わらず 衆院選立候補を図って自動失職した与野党議員が複数に上る様だ。所謂「鞍(くら)替え」。人としての政治活動は自由かもだが、左傾メディア中には 参院の地位低下を懸念する声もありはする様だ。以下 そうした勢力の一、共同通信の昨日付ネット記事を引用して みて参る事に。

「衆院くら替え、続々 7人 透ける『参院軽視』姿勢」

衆院選に 与野党の参院議員 7人が任期途中で立候補し、自動失職した。衆院の定数是正や世代交代に伴い、地域に地盤や知名度がある議員らが 即戦力として続々と転出した。中には政府や党の要職就任に向けた「ステップ・アップ」との思惑もあり「参院軽視」の姿勢が透ける。

くら替えした 7人は、自民党の 丸川珠代(参院東京)、日本維新の会の 音喜多 駿(同東京)、公明党の 山本香苗(同比例)、共産党の 田村智子(同比例)、自民を離党し無所属となった 世耕弘成(和歌山)の各氏ら。

こうした背景には、衆院を参院より格上と捉える風潮がある。現行憲法は、首相指名や予算案採決、条約承認などで衆院の議決が優先されると規定。首相に就く条件は 参院を含む「国会議員」としているものの、過去の全員が衆院議員から選ばれている。

かつて自民の 青木幹雄・元参院議員会長らが健在だった頃は政権運営に一定の存在感を示したが、近年はそうした例も少ない。参院関係者は「安易なくら替えは『参院軽視』を助長し、不要論に拍車をかける」と懸念を示す。(引用ここまで)

「時代の流れだよ。共同通信サン!」とでも申しておこうか。「衆院を参院より格上と捉える風潮」との取り上げ自体が不適切だよな。そも現憲法に「衆院の優越」が明文化されているのだ。一つ 参院軽視が好ましくないとするなら、それは堂々と憲法改正に言及すべきだろうが。共同を含む左傾報道各社に、そうした取り上げの挙に出る蛮勇は恐らくないだろう。

次に拙者が なぜ時代の流れでは?と申したのは、近年とみに顕在化しつつある 人口減の流れと不可分だからだ。既に将来消滅が危惧される自治体が 東北地方をメインに数百に上るとされる。全都道府県中、唯一人口増とされる東京都も 増勢は年毎に弱まっており、全都道府県での人口減も間近だとされる。

そんな状況下で、果たして国会二院制を末永く維持できるのだろうか。一部かもだが 人口問題を扱う専門家中には、進む少子高齢化と人口減は 民意の表れではないかとする見解もあると聞く。この見方は決して不正解ではないと拙者も思う所だ。

隣の大韓民国を観られたい。賛否はあれど、一応は一院制でも議会民主主義を執り行っているだろうが。こう記すと「同国に見習う所は余りない」と反論されそうだが、国会一院制位はそうしても良いのではと 拙者などは愚考するものだ。

「国会は二院制でなければならない」というよりは「二院制でないと都合が悪い」のは、それこそ共同を含む 左傾報道各社ではないのか。事実ならそれこそ「一部の都合」だろう。既に全国民がお分かりの様に、国会運営は議員初め関係者の人数が多ければ 当然に予算規模は肥大し、国家財政は今以上に悪化する。今後減少、良くても横這いがほぼ永遠に続きそうな我国にあって、国会一院化は今から議論を始めて良い位ではないのか。

石破政権を初め、与野党各位は是非 この議論にも覚悟を持って正面から臨んで頂きたいものだ。今回画像は 先日暫くぶりで訪れた 熱田神宮近くの JR東海道本線を西日本方面へと下る、砕石貨物便の様子を。近づく列車の向って右側に、旧皇族が乗降された 宮廷プラット・フォーム跡が残ります。(次回は 10/28月曜以降に掲載予定)
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