Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

衆院・・少数与党で改憲議論は進むのか

2024-12-13 21:42:48 | 国際・政治
この元日生じた、北陸能登震災支援復興を含む 2024=令和 6年度補正予算が 野党側の協力を得て衆院を通過。参院審議を経て成立の運びとなった。

少なくとも衆院にては少数与党の態勢となり 難しい運営を余技なくされる石破政権。その一方で、第一野党・立憲民主出身の 安住 淳・衆院予算委員長の取組姿勢がかなりの評価を得ている様だ。一定でもバランス感覚を弁え、少しでも円滑な議事進行への心がけは当然とはいえ 現状は一応合格としておこうか。但し、少なくともその任期中を通して継続を徹底する事が条件だが。

その衆院、現憲法の見直し改正へと繋ぐ 憲法審査会々長も第一野党・立憲民主出身者へと移行したのは既報。新会長の 枝野幸男・元立憲民主代表は、ゴリゴリの護憲志向らしいとか。果たして望ましい改憲を視野に入れての健全な議論が期待できるか疑問符もつく所。これにつき、以下 今日の TBS NEWS DIGネット記事を引用して、みて参る事に。

「衆院の憲法審査会 12/19に開催へ 野党が審査会長のもとでは初の開催」

衆議院の憲法審査会が 来週 12/19に開催されることが決まりました。立憲民主党の枝野会長のもとでは初めての開催となり、憲法に関する今後の議論の進め方などについて 各党が意見表明を行う見通しです。

衆議院の憲法審査会はきょう 幹事会を開き、来週 12/19に審査会を開催することで与野党が合意しました。

審査会では 衆議院の法制局がこれまでの議論の経緯などの説明を行った後、今後の議論のテーマや進め方について各党・各会派が意見を表明するほか、゛法制局への質疑が行われる予定です。

これまで憲法審査会の会長は与党が務めていましたが、10月の衆院選の結果を受け 立憲民主党の枝野元代表が会長に就任していて、野党の会長のもとで審査会が開催されるのは初めてです。

枝野会長は「幅広い合意に基づいて 議論を進めていくことが重要だ」と述べ、来年の通常国会で議論を進めることに前向きな姿勢を示していますが、予算案の審議中は (憲法)審査会を開催しない慣例があることから、憲法改正に向けた本格的な議論が始まるのは 来年の 3月以降になる見通しです。(引用ここまで)

内外に難儀な情勢である事に留意しても、現憲法見直し改正の議論を長らく停滞させてはならない所は理解する。が それを踏まえても、憲法審会長が野党側の人物では、多くを期待できないのも事実と心得るがどうか。

枝野元立憲民主代表は、前述の様に ゴリゴリの護憲志向で知られる様だ。来る 2025=令和 7年度予讃案審議に目途が立ったとしても、来春からの改憲を視野に入れた議論に余り注力はされないのではないかとの印象が先に立つ。

両院本会議や各委員会の席でもそうらしいが、憲法審の場でも傍聴席などから野次や拍手などが発せられる事が間々あるとか。安住衆院予算委員長の(一応)好プレーが見られるとはいえ、枝野衆院憲法審会長がどの位見習い、自らの議事に採り入れるかは疑問が付き纏う。護憲、改憲双方の主張を分け隔てなく行わせる本気の姿勢があるか?ここは見極める必要があろう。

その上で 来る 12/19の初会合を注視しても参りたいが、健全な改憲議論を不正に停滞させる様な事あらば、枝野憲法審会長の信を問う必要もあるのではないか。同時に 憲法審会長の座を野党側に渡すきっかけを作ったともされる 森山 裕・自民幹事長の問責も必要となるかも知れない。そうならない事を祈念したいが。

今回画像は今春先、新潟・山形両県境に近い JR羽越本線・村上駅に進入のリゾート列車「海里」の様子をもう一度。この界隈、既に積雪が始まったとか。
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