Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型コロナ禍ー政府感染症分類見直しへ、確実な道づくりを

2022-12-29 14:23:10 | 国際・政治

与党自民への影響力も決して小さくないとされた、大韓民国発のカルト教団・旧統一教会問題が 献金被害者とその家族向け救済法制成立でひとまずの区切りを迎えられたと思ったら、次には我国防衛力増強とその財源手当ての問題に直面。閣僚不祥事が複数に上った事に留意すべきも、岸田政権の大変さも一面では理解する者だ。

もう一つ 誠に厄介なのが、先年来の新型コロナ感染症問題だろう。先月辺りから目立ち始めた 第 8波流行はまだ拡大局面が続く。当地愛知も 首都東京に次ぐ流行規模で、拙者も第 5回ワクチン接種を済ますも、決して油断できない状況に 基本対策の徹底など警戒を新たにしなければとも思う所。その一方で、感染防止の要諦は やはり「自らは、自らで守る」に尽きると思う。前述ワクチン接種は健康面、身体面の事情などからやむなく受けられない各位もそれはあろうが、可能な向きは できるだけ多く受けるに越した事はなさそうだ。

本題です。先月下旬に 国産による経口治療薬も緊急認可され、治せる手段も徐々に整備されてきている様であるのは良いが、政府による感染症警戒の為の分類が、現状の高警戒を要する第 2類から季節性インフルエンザと同格の第 5類へと変更する議論に着手する意向が示された。

一昨年の 中国大陸由来とされる当初型ウィルスから、より感染力の高い一方 致死率の下がった変異型ウィルスのあり様を念頭に置いた様だが、くれぐれも感染状況を大きく悪化させる事なく 社会経済の着実な復興に繋がる見直し議論となる事を切に望みたい。以下 昨日の讀賣新聞ネット記事から。

「(新型)コロナの分類見直し、年明けから検討加速へ・・3月末までに『5類』(へ)引き下げ時期を検討」

岸田首相は 12/28、加藤厚生労働相、後藤経済再生相と首相官邸で協議し、新型コロナ・ウィルスの感染法上の分類見直しについて 年明けからから検討を加速させる方針を確認した。現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」への引き下げ時期について、来年 3月末までに結論を出す考えだ。

政府はこれまで、厚生労働省の助言機関の専門家などから (感染法上の分類)引き下げについて意見を聞いてきた。加藤大臣は 12/28の助言機関の会合で「いただいた意見を踏まえ、今後 より具体的な議論を進めたい」と述べた。

(感染法上の) 5類に引き下げると、医療費の窓口支払い分の公費負担や患者への入院勧告などの根拠がなくなる。政府関係者によると、首相と両閣僚の協議では 医療費の公費負担やワクチン接種体制など、(感染法上の分類)引き下げに伴なう課題について意見交換した。

政府は (感染法上の) 5類に引き下げた上で、医療費やワクチン接種費用の公費負担などは継続し、段階的に廃止することも検討している。新型コロナ(感染症)に関する外来診療の公的負担や発熱外来への診療報酬上の優遇措置は来年 3月末までとなっていることから、遅くともそれまでに対応を決める方向だ。

ただ 現在は全国で第 8波の感染拡大が続いており、インフルエンザとの同時流行や 感染が急拡大する中国(大陸)からの (変異型)ウィルス流入の懸念も出ている。このため、(感染法上の分類)引き下げの判断は 第 8波が収まってからとなる見通しだ。状況が悪化すれば 引き下げ時期は来年春よりずれ込む可能性がある。

感染症法は、危険度に応じて感染症を 1~5類や新型インフルエンザ等感染症などに分類している。新型コロナ(感染症)は新型インフルエンザ等感染症に含まれ、2番目に厳格な 2類に相当する対応が取られてきた。(引用ここまで)

社会経済停滞を招く 前述新型感染症の分類見直しは、遠からず実施すべき課題と拙者も思う。一部には 未だに緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置などの発出を求める声もあるらしいが、もう今は当たらないだろう。結局 前述流行もここまで来れば国民各自の自衛を基本とし、政府・自治体は重症化を抑える医療措置などを重点的に行う方向に振らざるを得ないという事だろう。

所で他情報によると、岸田総理が先月のタイ王国内の会合にて、中国大陸に対し 渡航措置緩和などの要請に出たとか。所へ「ゼロ・コロナ政策」転換を図る同国内にて感染が急拡大。掌を返す様に 明日から我国内への入国規制を実施するとかで、中共政府は「入国規制は科学的で適正な根拠によるべき」などとして不興の念を表した様だ。果たして同国政府が「科学的、適正」なる根拠を対日要求し得るのか疑問符もつく所だが、我国内媚中勢力に押される形で 云わば対中言質を与えてしまった事にどう責任を負うつもりなのか。このままでは 来年初に始まる中国大陸の旧正月休暇「春節」の時期に多数の同国旅客が対日流入、悪くすれば更なる新型感染症の大流行を招きかねない。

この懸念への対応をしっかり取りながら、一方では感染法上の分類見直しへの道づくりも確実にしなければならない。各方面から「ポンコツ」とも揶揄される 岸田政権の対応がどうか、注意して見守りたく思う。今回画像も振り返り恐縮。先年暮れ訪れた、愛知・静岡県境に近い 湖西市内の浜名湖近くの様子を。通る線路は 天竜浜名湖鉄道線。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」「2年前の失敗に学べ」 ~ 政府は中共から入国規制で国民の命を守れ - 政治 (fc2.com)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 資源エネルギー安保問題、LNG... | トップ | 堂々と、危機との向き合いを語... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際・政治」カテゴリの最新記事