Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

9月自民総裁選に関する拙雑感

2024-08-18 13:36:30 | 国際・政治
「岸田さん、総理総裁辞めるってよ」。盆に入った先日の事だが、名古屋市内の某病院を受診した母に付き添った折、待合で観ていた TV番組に入った速報に接しての 母に向けた拙言葉である。

母を含む拙親族一同も、この所の与党自民の体たらくにはかなり諦めている風があり、拙者も「やむなき事」と受け止めていたものだ。で、自民内派閥もその多くが解散(を装っただけかもだが)したとされる状況下、次期総裁候補者多数が出馬に意欲を表明の模様。政党内選挙とはいえ かなり見ものではあるので、以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して みて参る事に。

「自民党総裁選は本命なき大混戦 河野氏近く表明、上川氏も決意 乱立で推薦人確保に課題も」

 9月の自民党総裁選に意欲を示す次期首相候補らは 盆明けの 8/17、全国で精力的に活動した。当面は 立候補に必要な国会議員 20人の推薦人集めが焦点となる。岸田文雄・首相(党総裁) に近い 林 芳正・内閣官房長官が新たに出馬の意向を固めるなど 10人前後の名前が挙がる 本命なき大混戦の様相を呈している。

小林鷹之・前経済安全保障担当相は 8/17、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された新潟市の現場周辺を視察後、記者団に「(拉致問題は)国家として取り組まなければならない最重要課題だ」と強調した。「保守のホープ」として 中堅・若手を中心に期待が高まる小林氏は 8/19に出馬記者会見を行う方向だ。

高市早苗・経済安保担当相は 8/17、地元の奈良市で講演。壇上には 政治信条が近い 安倍晋三・元首相の写真が掲げられた。参加者によると 高市氏が「皆さまの思いに 本気で応えなければならないという思いを強くした」と総裁選への意欲を口にし、約 1700人の聴衆から大きな拍手が起きた。ただ 高市氏は「たくさんの方が手を挙げ始め、昨晩に情勢がガラッと変わった」とも発言。候補者の乱立で 推薦人の確保が難しくなる不安を吐露したという。

茂木敏充・党幹事長は 8/17、金沢市で若手経営者らを対象に講演や意見交換を行った。総裁選への対応については終了後、記者団に「夏の間、考える」と従来の見解を繰り返した。首相が総裁選不出馬を表明した直後の 8/14夜、支援を期待する 麻生太郎・党副総裁と会食したが、店を出た茂木氏の表情は暗かった。

麻生派には次期総裁を目指す 河野太郎・デジタル担当相が所属。麻生氏は河野氏支援に傾いており、茂木氏周辺は「色よい返事がもらえなかったのだろう」と心配げに語った。関係者によると、河野氏は近く立候補表明する方向で調整に入った。

茂木氏の立候補には、首相が自民の「政治とカネ」の問題などを理由に身を引いた中「幹事長と首相は一連托生(いちれんたくしょう)。責任を感じるべきだ」(自民幹部)といった批判も少なくない。また、解散を決めた同じ茂木派の 加藤勝信・元官房長官も参戦する見通しとなり、推薦人の確保に影響する可能性がある。

加藤氏は 8/16夜の BS11番組で出馬を目指す意向を表明。同じ岡山県選出議員の大半の支持を取り付けたほか、一部の党幹部にも出馬への意欲を伝えた。

解散を決めた岸田派 No,2の座長を務めた 林氏は、すでに周囲に出馬の意向を伝えた。官房長官や外相、防衛相など要職を歴任している上、岸田政権の政策に精通しており、自民重鎮は「岸田派を中心に 応援したい人たちは多いだろう」と語る。一方、同派の 上川陽子・現外相も立候補を模索。8/17に自身の「X」(旧ツィッター)に「今日、昼過ぎに 岸田首相に決意を伝えてきた」と投稿した。(引用ここまで)

「自民党が変わることを 国民の前にしっかりと示すことが重要。そのための 分かりやすい第一歩は 私が身をひくことだ」の意の表明。それ自体は尊重の一方、まだ途上の事共や 積み残し課題も多くある。防衛安保の面において、自衛隊の必要な反撃能力を条件付きで認めたり 多方面の外交交渉に注力された姿勢は認めるも、その為の財源的裏付けはこれからの課題。又 経済面で株価上昇は良いが、過度の為替安がエネルギー資源などの高騰を招き、結果として国民生活の多くに負担増を招いた所も看過できないのではないか。

全部を理想に近づけるは無理は分っている。我国固有文化の根幹にも関わる 皇位継承問題もまだ議論途上だし、先年来の政治資金問題などは 一人岸田総理のみならず、党組織の病的問題でもある。 よって何代もの内閣にリレーされ、その中で解決なり解消が図られるべきであろう。分野こそ違え、現憲法改正をどの様にしていくかも大きな課題だろう。

岸田総理には、これまでの取組みを的確に総括し、次の総理や閣僚となるだろう人々に、そうした解決途上の諸問題と向き合う「希望ある道筋」を、当然の引継ぎの中で示していく事だろう。

或いは 岸田総理とは思考的立場の遠い人物が次期自民総裁、即ち次期総理となるケースも考えられようが、双方が常に「何が一番大事か」を念頭に置いて対処する真摯な姿勢を 国民市民に見える手法で誠実に示す事が必須と拙者などは心得る。今回画像は今初夏、新潟市郊外の JR磐越西線を福島・会津方面へと向う 蒸機列車の様子をもう一度。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
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