Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

石破政権は、日米同盟難化に堪えられるか

2024-12-09 21:36:11 | 国際・政治
先月末より、皇族方の慶事が続く様で 喜ばしい所ではある。秋篠宮殿下、愛子内親王に続き、今日は皇后陛下のお誕生日。一部遅れで恐れ入る所ではあるが、各位への祝意を申したい。

その一方で、内外にては難しい状況が続く。大韓民、シリア両国の政情不安がその双璧。国内にては、急激な寒冷化に伴う所謂「ヒート・ショック」が一社会問題ともなる所。高齢層にとっては生死に関わる問題ともなるのは知られるが、それ以外の世代でも例外ではないらしい。可能性の域だが、その内のお一人が 元アイドルでクリエイターでもあった 中山美穂さんであるらしいのも遺憾な所。まずは訃報に対し、一言の弔意を申す次第。

こうした 真に近い意味での内憂外患に直面する我国。その舵取りを担う 石破現政権の力量を問う声は多く聞かれるが、我国の安全を左右しかねない 日米同盟の健全な維持発展に貢献できるかも大いに問題視される様だ。来年初には発足の トランプ次期米政権との協調も不安が囁かれるが、その辺りに関し以下、今日の産経新聞ネット記事を引用して みて参る事に。

「トランプ次期米大統領、各国首脳と相次ぎ会談 断念の石破首相は『リスト相当下の方』か」

トランプ次期米大統領が フランスのマクロン大統領ら外国首脳と相次ぎ会談していることを受け、11月にトランプ氏との会談を断念した石破 茂首相は、トランプ氏側に「体(てい)よく断られた」との見方が与野党から出ている。

首相は11月中旬に南米で国際会議に出席した後、帰国途中で米南部フロリダ州に立ち寄り、トランプ氏と会談することを模索していた。安倍晋三元首相(筆者註・故人)が 2016=平成 28年の大統領選後、各国首脳に先んじてトランプ氏と面会して親密な関係を築いた成功例にならおうとしたが、実現しなかった。

トランプ氏側が 大統領就任前に外国要人との会談は行わない方針を示したためだ。日本政府は、民間人が米政府の外交問題で外国政府と交渉することを禁じた米ローガン法を踏まえた判断だとの説明も受けた。

しかし トランプ氏は 11/29にフロリダ州の私邸で カナダのトルドー首相と夕食をとりながら会談。12/7には 訪問先のパリでマクロン氏と会談し、その後 ウクライナのゼレンスキー大統領も交えて 3者で会談した。

自民党の閣僚経験者は 米国内法も理由とした説明と異なるトランプ氏の動きについて「トランプ氏がルールを守ると思うか?(基盤が脆弱な)石破政権がどこまで持つかわからないから、トランプ氏は(石破)首相と距離をとっている」と話す。

トランプ次期政権の関係者とのパイプを有する 日本保守党の島田洋一衆院議員も、産経新聞の取材に「トランプ氏が優先して会う人物のリストで、石破氏は相当下になる。石破氏レベルと会うと 相当数の首脳と会わなければいけなくなる」との見方を示した。(引用ここまで)

トランプ米前大統領の 来年 1/20からの復帰が決まって以来、先月のローガン法規定に則る姿勢を翻したかの様な 欧州など各国首脳との会談に、我国は乗り遅れたかの様な趣も感じられる所。他のどの国よりも重要な 日米同盟を結んでいるにも関わらずだ。

拙私見が許されるならば、短命に終わりかねない石破政権の不安定さにトランプ米次期大統領側が不安を抱く可能性もさる事ながら、この所の石破政権側に目立つ 積極的にも見える対中接近姿勢も影響しているのではないか。

先月の内に、石破総理は 習中共国家主席との会談を終えている。更に岩屋外相が、年内訪中の調整を進めているとも聞く。中共側に拘束される 我国大手薬品メーカー役員を初め邦人複数の解放を強く求めるつもりならとも角、その可能性も怪しいとなれば、トランプ米次期大統領でなくとも「媚中ではないか?」の疑問位抱いても不思議ではない。

先月の当選以来、電話会談に臨んでも 他の諸国より短い数分間の会話に終ったとされる石破総理。故・安倍元総理が強く指摘された「自由で開かれたインド太平洋地域」の強い保全は、現総理にとっても重要課題であるはずだ。増して防衛安保は、最も注力したい分野のはず。トランプ米次期政権は、同盟及び同志国といえど「取引(ディール)が大事」との姿勢を強く打ち出してくるとされるので 日米関係も一段と難化が予想されるが、その覚悟はあるのだろうか。

「日本を守る、国民を守る」と公言された以上、我国安保の基軸ともいえる日米同盟の健全な保全は大きな使命のはずだが、石破総理はどう向き合うつもりなのか?ここは一抹の疑問と注意を以て見守りたい所。今回画像は先月、熱田神宮近所の JR東海道本線を西下の 砕石専用貨物便の様子をもう一度。
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