Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

あれから15年・・

2010-01-17 23:00:39 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!1995=平成7年の初めに生じた、阪神・淡路大震災より、今日で早15年が過ぎた。6000を優に超える犠牲を生じたあの日の夜明け前、当地名古屋にても、相当に強い震動を感じた。大地震に特有の長めに続くしつこい揺れは忘れる事ができない。破壊され尽くした神戸の街は、最早その痕跡を感じさせない程までに復興を遂げたが、生活面ではやはり、震災時の傷病の後遺症に苦しむ方々や、家族や住居を失い、その後の人生の変節を余儀なくされた方々など、見えない影響は計り知れないものがある様だ。我々は、その事を決して忘れてはならないであろう。

今夜のTV番組にても取り上げていたが、大地震の原因を読み解く研究は、当時より更に大きな進化を遂げている様だ。以前より知られている様に、環太平洋造山帯の一部をなす我国の地層は、複数の動く地層=プレートの組み合わせによって成り立っており、そのプレートが沈む力が溜まり、数十年に一度の大地震の発生に繋がっている可能性が高いのだ。あるいは、前世期後半、昭和中期の高度経済成長は、たまたま大地震の空白期にかかった幸運な一面がある、との見解に接した事があり、これは説得力のある見解だと感じたものである。

とまれ、当時の震災の犠牲各位への改めての哀悼の意と、今も後遺症に苦しむ各位へのお見舞いを申すと共に、進化した地震予知などの防災技術を活かし、災害による人的被害を最小限に留めるべく努力する道義的義務が、我々には課されている事を、常に心に留め置くべきであろう。

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