Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

中国大陸 海洋政策の裏には

2016-08-28 20:47:11 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!昨日と今日の当地愛知は、毎年この時期に催される「にっぽんどまん中まつり」で大いに賑わった様だ。まあ、中々に経済が上向かず、その原因は国際的なそれもあり、どう安倍政権が頑張っても如何ともし難い所あるのは認めるが、この祭事の様に、地域レベルでもできる振興策を次々に打たないと、上向かない情勢なのかも知れない。ここの所は、公定歩合もマイナスのあり様で、今日なども日銀総裁が「まだ金融緩和余地有」などと見解を表されていたが、実際はそんな余裕などないのではないか。

経済もだが、我国の工業技術にも黄信号が灯っている。開発中の(準)国産新型飛行機MRJが、予定では昨日付で米合衆国へ向け試験飛行に赴くはずが、同じ空調系の不具合とかで、昨日と今日、二度に亘り飛行を断念、主な拠点の県営名古屋空港へ戻った。この様な事では、国際的な普及の条件である型式認定の取得にも悪影響を及ぼしかねず、徹底的な原因究明と、万全の修繕をお願いしたい。既に二号機も落成した様で、追って渡米が予定される折だけに、芳しくない所は、他国などによる航行妨害の可能性も含め、徹底して排除して欲しい。

さて、その航空技術も必要とされる、我国の安保関連問題について。ここの所、沖縄・尖閣諸島周りの東シナ海で、中国大陸の公船をメインとする、芳しくない領海侵犯などが繰り返されている事態はご存じかと思う。加えて、日本海にては、北朝鮮の弾道ミサイルが繰り返し発射され、我国の排他的経済水域EEZの域内や、空自機スクランブル発進の指標となる、防空識別圏の圏内に着弾したとされ、看過できない危険な情勢となっている。勿論、三自衛隊も決して手を拱く事なく、それぞれへの対応は執っており、今はその活動姿勢を尊重したい所だ。

この問題につき、先日、報道家 櫻井よしこさんが某雑誌上で見解を表されたが、その概要をざっとなぞって、こうした問題を見て参りたい。櫻井見解によると、これも広く知られる所だが、近年、米合衆国の、世界における安保面での影響力 プレゼンスが相当に低下しており、例えば一昨年、2014=平成26年に生じた、ロシア国によるウクライナ国 クリミア半島の奪取は、米合衆国の軍事力不行使の表明があった為だと言う。つまり、一頃よく言われた「世界の警察官にならない」との意味だ。これは、見方を変えると、米合衆国の安保面の影響力低下が続く様なら、未解決の北方領土問題も動かせず、むしろ露国による対北海道脅威が増大しやしないか。又、クリミア半島紛争に際しての米合衆国の軍事力不行使の姿勢が、世界的なものの様な為、この様子を見た中国大陸が、東シナ海や、南シナ海での無謀な海洋進出を加速させていると言うのである。これは一定、実態を好く突いたご見解の様だ。

既に、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島辺りでは、中国大陸とフィリピン、ベトナムの各国が、領海やEEZなどの権益を巡って紛争レベルの軋轢を生じているし、我国に直に影響のある、尖閣諸島周りにしても、無関係ではないだろう。この辺りの海底には、豊富な天然ガス資源の存在が有力紙され、中国大陸は、既に我国のEEZギリギリの所まで、ガス用の井戸を複数設置しているのだ。しかもこれらは、有事には軍事利用も想定されていると言う。こうした事態を、我国の主要メディアは「やっぱり」積極的には伝えない。朝日新聞を初め、多くが大陸派だからかも知れない。

確かに、最近の中国大陸の海洋政策は横暴だし、北朝鮮の弾道ミサイル脅威も見過ごせない。この期に及んで、未だ「差し迫った脅威なし」の屁垂れ見解を変えようとしない容共左派特亜勢力の不見識と無神経には、ただただ呆れるばかりである。が、我国として、必要な手立ては行使しなければならない。櫻井さんのご見解通り、米合衆国の安保面の影響力が低レベルで推移するなら、我国の防衛安保策を、より実情に合う様見直さなければならない。本当の所は、日本国憲法の改正が叶えばベストなのだが、今日明日に実現しないのは勿論だ。現憲法の範囲内でも、できる事があろう。その事共を全力で用意し、今秋予定の、米合衆国大統領選の結果を待つ事ができると良いだろう。まあ次期同国政権も、我国の安保面には厳しい対応をするかも知れない。なるべく「自らの祖国は、自らで守る」的な「備えあれば憂いなし」で、どの様な結果となっても「慌てず騒がず」でいられる様にしたい所である。

今回画像は先年捉えた、岐阜・長野県境辺りの、JR中央西線の様子。丁度今頃で、稲が好い感じで色付き始めた所です。晴天時には、この近くから地元の名峰 恵那山を拝めるスポットもありまして。尚、関連の連載読み物が一応完結する事となり、同線貨物便の電機 EF64(1000代)画像も、今回で一区切りとさせて頂こうと思います。紹介中の、渡辺貞夫さんの楽曲も、今回で一区切り。今回は二曲。まずは「パストラル(Pastoral)」元々は、画像みたいな牧歌的な田園イメージの音楽って意味らしいですね。下記アドより視聴可能。

https://www.youtube.com/watch?v=pgTQtcmV45o

もう一曲、渡辺さんの演奏曲「ドゥセ・セドゥサォ(Doce Seducao)」も載せます。これは、次ページ。


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