Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

捕鯨禁止姿勢への疑問

2007-06-02 09:07:00 | インポート
各位お早うございます。2007=平成19年も早6月。今月も拙日記をば宜しくお願い致します。

昨日の報道にて知った事ですが、英国に本拠のある国際捕鯨委員会=IWCの会合にて、我国の提出した禁止中の商業捕鯨再開への提案が否決された由。我国の食習慣、そして食文化に対し、些かの理解をも得られなかったのは遺憾です。

ご存知の様に、鯨は海に生息はするものの魚類ではなく哺乳類であり、知的機能も発達していると言われており、この為欧米先進国では食糧としての捕獲に対する抵抗が大きい様です。しかしながらその一方で、北欧やアジアの少なからぬ国々では生活の為の捕鯨、つまり生存捕鯨が黙認されて来ているのも事実で、捕鯨活動を巡っては我国だけが非難の標的にされている印象を強く受けます。調査目的ではあっても、出漁中の遠洋漁船が国際環境組織等の妨害に遭遇するのはほぼ我国の船舶だけ。
甚だしい場合は船舶衝突等に巻き込まれた事もあり、その為に乗組員に犠牲を生じる事態も起きています。

国際捕鯨委員会の現在の主導権は、捕鯨反対の論調を繰り広げる欧米先進国。最近は捕鯨活動の少ない他の国々を抱き込んで多数派工作を図り、捕鯨国を不利な立場に追い込もうとしています。その標的にされているのが祖国日本。この蔭には相手国の自国とは異なる固有文化への無理解と、一大食糧輸入国たる我国の、食糧確保に関する弱い立場を見透かして揺さぶりをかけている一面があると思われます。

固有の食文化である以上、それは生存捕鯨と同等の意味に理解されるべきであり、我国も国民的レベルで勇気を持ってその事を国際社会に訴えて行く必要があると強く思います。又、他の諸事同様、国内の無関心も問題です。
捕鯨を行っていた各地の漁業関係各位は水産品輸送の保冷トラックの車体に、捕鯨は我国固有の食文化である旨のメッセージを大きく掲げ、全国へ向け産品と共に気持ちをも配送する位の姿勢があって良いと思います。

最後に国際捕鯨委員会での話し合いは手詰まり状態とか。我国の代表は同会の脱退を視野に入れ、我国近海での商業捕鯨への道を模索し始めている様です。
必要なら早めに、その決断を下すべきでしょう。*(波)*

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月末の悲喜こもごも・・・ | トップ | 日曜島の事・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インポート」カテゴリの最新記事