今から20年程前、我国のラテン・ジャズの第一人者、松岡直也さんがご発表になったアルバムに「日曜島へ」と言う作品があり、今でも俺のお気に入りの1枚になっている。
いかにも夏向き、海のそばと言う作風で、電子音が多用されている点も斬新。いかにも休日に相応しい音作りの跡が見られて好ましかった。
その音楽と少しは関連するのかも知れないが、今日は1日、小学生の甥と共に東三河の豊川から浜松、同市の天竜地区、そして浜名湖北岸と巡って来た。勿論まだ車には単独で乗れない故、JR、遠州そして天竜浜名の各鉄道線を乗り継いでの行程である。
俺自身もそうだが、甥も鉄道乗り歩きを大いに好み、これまでにも幾度か近場を巡って来た。今回は悪友に案内された事のある、JR浜松駅そばの模型店の見物も入って大満足だった様だ。
暑い晴天だった事もあり、無理はさせられないが毎回、快い疲れを感じている様で、今の所は「次も、その次も」てな調子にて推移している。
これはひょっとすると、俺と甥の身近な「日曜島探し」であるのかも知れないと、最近ふと思い始めた所である。