Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2012=平成24年のお礼

2012-12-30 10:17:31 | 日記・エッセイ・コラム

「何かがおかしい」・・・これは、外務省官僚だった外交評論家 岡本行夫さんのお言葉である。

今の時代は、何のかのと言っても恵まれている。幸せ・・・な風に見える一方、やはり何か違和感がある、どこかがとち狂っているのではないか、と感じる視点を、常に大切にしながら生きなければならない、と少なくとも俺は思うのだ。

折々記している、日本国憲法の問題にしても然り。先の大戦後、平和志向を大切にして参るのは大事なるも、もう一方の我国の国家としての尊厳を守り続ける事も大事。この二つの事共は、言わば車の両輪、或いはどこまでも等間隔で伸び続ける鉄道線路の様なものだろう。そうでなければ、いずれかが欠ければ、決して人々の為に一円の利益をも生む事はないのだから。

平和条項の大看板、第9条を根底から見直す事には、実は俺も抵抗がある。戦争を放棄した大看板第1項、交戦権を封印した第2項も有効だろう。しかしちょっと待て。この2項目だけでは、平和のもう一方の前提たる国家の尊厳を守る、担保する項目が脱落しているではないか。つまりは、この事が、戦後の我国に平和志向を強く促した連合国進駐軍GHQの狙いだったのではないか、と強く思うのだ。

「自らの祖国は、自らで守れ」この事は、欧米にあっては当たり前の常識となっている。「そんな事は、わざわざ書かなくても分るだろ」そう言う感覚で、連合国進駐軍の専門家達は、日本国憲法の草案作りに関与されていたのではないか。つまり「必要なら成文化すれば良いではないか」と言う事だ。だから、「この2項目は、決して我国の独立と尊厳保持の努力を妨げるものではない」との1項を追加すれば済む事だ。憲法改正を目指す安倍自・公連立内閣には、是非その事の実行をお願いしたい。又、安倍大臣も、その事は百もお分かりのはずだ。

困るのは、そうした平和条項の難しい取り扱いにつけ込んで、日本国憲法を一字一句も変えさせまいと画策する不良勢力が多くある事。最大のそれは、不良な報道メディアだろう。

今や立法、司法、行政に次ぐ「第四の権力」とも呼ばれる報道メディアの相当な勢力が、日本国憲法の適切な見直しまで妨害する事を意図する吹聴を繰り返しているのは遺憾な事だ。中でも、全国紙Aや複数のタブロイド紙、週刊誌らの罪業は大きい。報道勢力の利益の為に、日本国憲法の平和条項だけでなく、あらゆる項目を少しでも見直そうとすれば、すぐに「後退!」だの「危険な兆候!」などと喚き立てて、国民的不安感を煽り、時代に合わなくなった不合理な条項の改廃を妨げて来た。その陰で、不良な企業活動の結果である公害病の患者各位や凶悪犯罪の犠牲被害の各位は、十分な救済援護を受けられる事なく放置されて来たのではないか。こんな不良報道が繰り返されるのなら、それこそ基本的人権の要諦たる「言論、表現の自由」も見直されて良いだろう。

「人権」と言えば、エセ人権勢力の罪業も大きい。凶悪犯罪被害者の適切な救済援護を妨げるたけでなく、万死に値する犯罪者に肩入れし、結果的にせよ、我国の治安を悪化させたのもこいつらだ。かつて、S・フセイン 元イラク大統領が処刑された時には、その処置を激しく非難しておきながら、2001=平成13年9月のN.Y同時多発軍事行動を指揮したとされる、O・ビンラディン アル・カーイダ代表が、米合衆国軍に討伐された折には、この勢力は悉く黙秘権を行使した。これでは「不都合な事にはダンマリを決め込む」と理解されても仕方がない。旗色の良い時だけ大騒ぎし、本当に健全な変化変更を妨げるやり様には、改めて強い憤りを感じる。又、司法の番人たる日本弁護士連合会の一部勢力が、この連中に同調している所があるのも遺憾な事だ。

それから、信じられない事だが、我国の公認政党にも、平然とこんな言動を繰り返す輩がある。社会民主党がそれ。先の衆院選での惨敗は良く知られるが、それこそ「戦後レジーム」の上に胡坐をかき続けたツケだろう。敗戦責任を追及されている福島執行部は「己だけは大丈夫」などと逃げ回っている様だが、こんな集団が、過去16年にも亘って無投票で政党トップに居座っているのも、想えば異常な話だ。最近は、良識ある幹部党員の方々が離脱される事態も起きているが、それもまあむべなるかと言う所。そうした過去に目をつぶる政党幹部の今後は、もう長くないのではないかと心得る。又、教育面で、次の世代をミス・リードし続けた教員組合、日教組こと日本教職員組合の罪業も、我々は忘れてはならないだろう。更に、前述の連中は悉く、昭和後期の1970年代辺りに、北鮮がひき起した日本人拉致事件の解決にも後ろ向きである事をも付記しておく。

この様に、我国の将来に暗雲をもたらす不良護憲勢力は多い。安倍政権は、こうした勢力とも闘わなければ、現状打開に繋がる「戦後レジームからの脱却」と言う大目標は遂げられない。前回の政権にては、表向き健康不良、実はこうした勢力の大妨害に屈して降板のやむなきとなった訳だが、今度こそ「危機突破内閣」の看板にかけ、この難局に立ち向かって頂きたい。関係各位の中には、俺的には尊敬できない方もあるが、今はそんな事に拘泥してはいられない。我々国民市民も、必要な理解と協力を行い、中々に難しい「挙国一致」の態勢に一歩でも近づけ、先の震災復興、全国の経済再生、少子高齢化問題への適正な対応、領土問題を抱える、近隣諸国との外交面円滑化、犯罪被害者の適正な援護など、難問のハードルを一つずつ越えて頂きたいものと心得る。

とまあ、今回もとりとめもなくなってしまったが、これを以て、今年の締め括りご挨拶とさせて頂く次第。低温気味で、厳しい気候の今冬だが、各位どうかご健康安全留意の上、良いお年を。

続く2013=平成25年も、どうか宜しくお願い致します。

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2 コメント

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身長とかも含めあっちゃんは全ての平均だった。良... (レプリカ時計)
2013-01-02 01:13:23
身長とかも含めあっちゃんは全ての平均だった。良い意味でセンターはあっちゃんにしかつとまらないね
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賀正。有難うございます。年明け返信ご容赦。 (HAKASE(jnkt32))
2013-01-03 13:26:16
そうですね、AKB48の各位は、余り興味はないんですが、卒業後もそれぞれの道でのご活躍は喜ばしい思いますよ。
前田さんも、ご留学の由。これからの飛躍は、拙方もお祈りしてますよ。笑
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