Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「印象操作」を考える

2016-06-13 10:00:34 | 国際・政治

今日の当地愛知は、如何にも梅雨らしい降雨。この時季定番の空模様だろう。以前から申しており、雨がちのこの時季は仕方のない事だが、世界的に増えている大きな水害に繋がらぬ、恵みの「慈雨」である事を祈るばかりだ。又、こうした天気の下では交通事故などが生じ易い。各位どうかつつがなくお願いしたい所だ。

芳しくない所を承知しているが、米合衆国で、又も発砲事件が発生。今度は、分っているだけで犠牲50人、負傷被害50人超の凄惨な事態となっている様だ。犯人は警官隊との銃撃戦の末討伐された様だが、例の中東過激勢力 イスラム国ISの精神的影響を受けていた模様との情報もある。未だ捜査中の故、これ以上の言及は控え、まずはその直前に起きた女性歌手射殺事件と共に、犠牲各位への弔意と、被害各位へのお見舞いを表しておく。事件の舞台となった娯楽施設は、同性愛を認める人々の人気スポットだった様だが、今はその事の是非には言及しない。イスラム国IS絡みの暴力事件が事実なら、要は大勢の集まる所を、無差別に攻撃するだろうから。ただ、今月はイスラム教下の所謂「ラマダン」と言われる断食月。これに因む形で、世界各地のイスラム過激勢力の動きが活発になる事態が予測し得ただけに、何らかの用心ができたのではとの疑問が残るのも事実である。

本題に入る前に、それに関連する事に一つ触れたい。先週末の事だが、気鋭の歌舞伎俳優夫人が癌に見舞われ、入院治療に臨まれる事になった。この事にも一言お見舞いを申したい。ただ、この事に関する報道、特に民放TV局の反応は異常だ。当日の朝、拝見していると、何と民放TV5局中4局が、この報を、何とまあ40分以上をかけ、同一時間帯に放送していたのである。本当に「バカじゃねぇの」の一言。他の項目との放送順序を変えるとか、別番組で取り上げるとかして、視聴者の選択幅に配慮すると言う姿勢が全く見られなかった。遺憾な事だが、こうした他人の苦労まで視聴率競争のネタに利用されるとは、決して健全な報道、放送の図とは言えないだろう。先般の、神奈川県下にてのヘイト・デモ行進反対行動の折にも見られた事だが、健全な言論、表現、集会の自由が軽視されている様に思えてならない昨今である。一種、視聴者を本当の重要項目から目をそらさせようとする「印象操作」の疑惑も付き纏う。

「印象操作」なる芳しくない事態が一番罷り通るのが、政治の世界。参院選直前の、最悪のタイミングで明るみに出た、舛添東京都知事の政治資金問題。違法性はなくとも大いに不適切な使途は、それは究明されて良く、同知事は詳しい説明を実行した上、進退につき民意を問うのが筋だろう。ただ、この問題についても、続く参院選に絡んで与野党の泥仕合が繰り広げられている印象が強いのも事実である。

「印象操作」とは、例えば米合衆国の大統領選に代表される様な国政レベル選挙などで、相手候補の不届きな所を攻撃してイメージを落とす「ネガティヴ・キャンペーン」に代表される、自勢力に有利な印象や雰囲気、空気を創りだす運動操作の事だと言われる。安倍政権と与党各勢力も、それは選対に動いていらすとは思うが、野党、特に日共、社民、小沢生活と民進左派の露骨に繰り広げる印象操作を、まだ軽く見ている所はないだろうか。石破地方再生相は、この事態にいち早く着目、日共などの情宣共々、決して軽く見てはならない旨、警戒すべきを表明されたが、この事は留意されて良いだろう。

枝野民進幹事長、辻元同役員室長、山尾同政調会長、蓮舫同議員など、民進だけでも名うての挑発上手、情宣上手、そして印象操作だけは達者と言った面々が多くある。昨日、TVなどで見かけたこの連中、悉く与党側の一方的不備を指弾、いかにも極悪な所業に仕立てる言動を繰り広げていた。勿論、公正な言動でなければ真に国民市民の立場に立つ言動でもない。例えば枝野幹事長は、安保法制の情報開示不十分を問題視したが、これは第一次安倍政権からの施策の方針をきちんと正視していない証左だろう。安保法制構想は、もう10年前から明らかにされており、その事から目をそらし続けた結果を晒したに過ぎないのではないか。それらの事共に触れる同幹事長の表情は、明らかに往年の極左過激勢力のそれと瓜二つであった。辻元室長も似た様なもの。昨日のTV討論番組に関しても、与党幹部の言葉不足を捉えて、不当とも言える難癖をつけていた。こう言う事から「言論封じ」は昂じて行くのである。

混沌とした状況下のまま、参院選に突入しそうな気配だが、有権者の我々は、今の野党勢力が、故意に与党政権の陥れを図って、前述の様な印象操作などの露骨な作戦行動の挙に出ている事に、改めて留意する必要があるだろう。そして、その様な行動に対し、与党勢力が案外鈍感で、呑気に構えている事もだ。その事を意識して投票日を迎える心がけをしないと、本意ではない選挙結果を招く事ともなりかねない。今からでは遅いかもだが、本当は、新規に選挙権を得る、18、19歳の若い有権者にこそ、そうした啓蒙が必要な所なのだろう。

今回画像は、過日捉えた、当地名古屋都心に近い、雨のJR鶴舞(つるまい)駅構内の模様。当地にては「つるま」なる読み方もありまして。降雨の細かい様子もきちんと捕捉できるのが、デジカメの長所ではあると思います。数年前のこの頃は、長年主戦だった電機EF64の原型が引退期に差し掛かり、川端康成の名作「雪国」の舞台となった上越線より同機の後期型、1000代機の当地への引越しが本格化し始めた頃ですね。渡辺貞夫さんの今回楽曲は「マンハッタン・パウリスタ(Manhattan paulista)」下記アドから視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=WHB0nJHINIk

 

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刺身の話~鰤(ぶり)の対外輸出は慎重に

2016-06-10 13:43:43 | 社会・経済

今日は、梅雨の中休みの爽やかな晴天・・・と行きたい所だが、沖縄近海でキナ臭い事態が生じた様だ。

厳密な領海侵犯ではないが、中国大陸と、ロシア国の艦船が、一時前後して領海近くの接続水域に入り、防衛、外務の各省が情報を分析中とか。露艦船の接続水域航行はたまたまではないかとの見方もある様だが、真に受けるのは危ない。歴史的に、露助は他国の領土を巧妙に収奪して、その国勢を増して来た経緯があり、その体質は未だに変わった訳ではない。今回の沖縄近海接近にしても、どの道同国の国策上計算された上での事だろう。又、その事は中国大陸の当局も承知しているはずだ。これらの動きは、先般左派野党勢力が勝利した沖縄地方選挙の結果と無縁ではあるまい。つまり、理想主義的「お花畑」勢力が沖縄の大勢を占めた以上、我国からの離脱の可能性を意識した所がありはしないか。

穿った見方は承知の上だが、もし現実となれば、この両国が間を置かずに軍事行動の暴挙に出、沖縄を侵攻して不法占拠する恐れが強い。そうなったら沖縄県民はどう対処するつもりなのか。米軍基地諸問題で大変苦労されているのは分るが、そうなった最悪の事態も視野に入れて言動をする心得も必要ではないだろうか。基地問題同様、中露の侵攻も本土のせいにされるのは、正直心外だからである。もう言っても無駄かも知れないが、安倍政権を揶揄ばかりしている野党勢力も、本当は、この中露の動きに警戒を新たにすべきなのだが、どうせ社民と日共は応じるはずもないだろう。

前置きが長くなったが、本題に入りたい。今回は、良く話題にする政治社会の事共を一旦離れ、我々日本人の多くが愛する、魚の刺身の事。鮪(まぐろ)、鮭(さけ)、鰤(ぶり)の三種が特に好まれ、これに鯛(たい)が入って、刺身の四天王と言う事になろうか。俺も刺身は好感で、特に鮪と鯛が好み。鰤がそれに続くが、惜しまれる次点となった理由は後述する。鮭も口当たりは好ましいが、多く食すと寄生虫(条虫)感染が懸念される為、積極的には摂らない事にしている次第。

鮪については良く知られている様に、我国近海産だけでは賄いきれず、例えば大西洋なとからも、多くが輸入されている。それらも、現状のままではいずれ枯渇が心配され、国際的な漁獲規制の動きもある様だ。つまり、今は良いが将来は食せなくなる可能性があると言う事だ。鮭は、多くが北欧圏からの輸入。三大勢力中、残る鰤だけが、我国近海の特産であると言われる。

多くの方々に愛される鰤。柔らかな口当りと、程良い脂の乗りは本当に魅力で、それでいてしつこさを感じさせない食感は、心より称えて良い。ただ、難点が一つ。カットなどを慎重に行わないと、魚類に特有の臭みが付き纏い易く、これが一部の食い道楽を遠ざけてしまっている所があるのだ。

欧米では「Fishy smell(フィッシー・スメル)」と呼ばれるこの臭い。「どうせ魚だから」と割り切れなくもない僅かなものだが、やはりどうしても気になる方はあるだろう。我国の鰤養殖に取り組む業者が、この臭いを抑える為、養殖の餌に茶を混ぜるなどして、改善に取り組んでいるとの話も聞いた。そして、欧米や豪州への販路拡大の為、現地関係各位に、養殖した鰤のサンプルを試して頂いた所、取引が叶うなど好感触を得たと言う。それはそれで、未来を拓く良い話であるのは分る。しかし・・・

鰤は現状、養殖を含めて我国近海でしか得られない現実に、もっと留意して頂きたいと願うのは俺一人ではあるまい。世界で称賛されれば、それは急激に需要が増し、天然漁獲も養殖も、適正に規制をしなければ立ち行かなくなるだろう。つまり鮪の背を追いかける形になり、そうなるのは火を見るより明らかだ。今はほぼ、我国だけの大切な食糧資源である鰤。この事実に我々日本人はもっと真摯に向き合い、世界が認める品質を得る努力と共に、限りある資源である自覚を持って、天然ものの保護にも、養殖ものの取引にも慎重な、大事に進める姿勢を強く持つべきだと思うのだ。

つい近年、我国近海の珊瑚や秋刀魚が中国大陸や台湾の漁業関係者達に乱獲され、社会問題化したばかり。美味を誇る鰤に、同じ運命を辿らせてはいけない。又、養殖もの取引にしても、外国需要を的確に観察しながら、決して無理のない高品質を守った上での安定供給を図るべきだ。「ないものはない」などと、場合によってはむしろはっきりした姿勢を取る事こそが、鰤の高い価値を守る事にも繋がると愚考するのだが。

今回画像は、JR名古屋駅を通るコンテナ貨物便の様子。日によっては、勿論白外装の冷凍もしくは冷蔵コンテナが載る事もあります。掲載中の、拙HP読み物ブログ中の「N市中央駅」のモデルでもあります。晴れの画像と行きたい所だが、やはり梅雨空になってしまいました。苦笑 先導する電機EF64(1000代No,1046)は、JR貨物関西支社・広島支店オリジナルの外装で、2機しかいない内の1機。紹介中の渡辺貞夫さんの今回楽曲は「ティップ・アウェイ(Tip away)」下記アドから視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=uMh0cu1D9VM

 

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体(てい)の好い 言論封じになる恐れ

2016-06-07 13:19:00 | 国際・政治

雨も本番モードとなり、当地愛知もこれから降雨の気配。毎度申してしつこいかもだが、天候に左右される農産物の作況と共に、我々の健康安全面も気になる所。特に最近、全国で深刻な交通事故が目立つので、お互いに外出時は注意を新たにしたいものであります。

さて本題。先週の事だが、神奈川県下にて、過去に「在日」を初めとする他民族向けの差別発言 ヘイト・スピーチの前科があるとされる市民集団が、地元警察の許可を得た上街宣行動を図った所、その「在日」寄りの別グループ関係者多数に妨げられ、結果行動中止に至ったとの報に接した次第。

確かに、明らさまな差別言動は認められるべきではないし、そうした事共を規制する法制も先日成立した所だ。ただ問題は、過去にその様な言動があったからと言って、その発言者や集団が、そうした挙に出る前に、反対勢力が言わば「過剰防衛」的な予防行動に打って出る可能性が捨てきれない事。そうなれば、それは日本国憲法も認める「言論・表現・集会の自由」を大きく損ねる憲法違反の行動ともなりかねない。

「在日」や「在日華僑」などの各位は、これまで何度かの差別言動の対象となって来たのは事実だが、他方、公正さや適切さに欠ける、所謂「在日特権」を享受し続けて来た所も大きいとの指摘もある。事実とすれば、今回街宣中止に遭った集団の、理性と公正に基づく正当な主張までもが「魔女狩り」の如くに圧殺され、結果、我々日本人の正当な利益までが、大きく損ねられてしまう事ともなりかねない。何故なら、生粋の日本人でないこれら勢力は、我国の基本的人権を心より尊重擁護する心得があるかどうか、疑わしい所がどうしても残るからだ。

冒頭の報に接して、一つ感じた事は、「在日」側の勢力が、妙に組織立った動きをしていた様に見られた事。その前には、同じ神奈川県下にて、保守系の市民組織の街宣活動に対し、日共の地方組織が許可しない様圧力をかけた模様との話も聞いた。この事より、やはり背後で、左派野党の暗躍が感じられてならないのだ。沖縄の社会問題にしても似た所があり、米合衆国軍関係者複数の罪業が糾されなければならないのは当然だが、だからと言って、容共左派を余りにのさばらせては、結局は沖縄県民の福利には繋がらないと言う事だ。先日の地方選では、結局左派優勢に終わった様だが、勿論これは、今後の国政選挙にそのまま響く訳ではないだろう。ただ、舛添東京都知事の不適切な政治資金のあり様も指弾されている折だけに、対応を誤ると、政権与党が思わぬ苦杯を仰ぐと言う事態もあり得よう。

話を戻すが、日共初め左派勢力は、こうした形で勢いを強めて来るのだ。差別言動 ヘイト・スピーチ規制の問題は、つい最近まで活発な議論がされたテーマであり、日共としては、そうした熱気が冷めない内に、反対側への先制攻撃を仕掛けようとの意図が露骨にあった。そうとしか思えないものがある。

日共執行部は、最近は同党の言いなりになり下がった民進党の執行部をコントロールし、対与党、対安倍政権向けの「闘争本部」を設けて全面対決の方針とか。これ又「やっぱり」の印象を強く受ける。結局、日共はどこまで行っても、過激勢力の一なのだ。戦後一貫して、破壊活動防止法に定める「要監視団体」である事実を忘れてはならない。立場こそ違え、似た思考は民進党他にもあり、要注意だろう。

名指しはどうかとは思うが、枝野民進幹事長や小沢「生活の党」代表は、この危険な口ではないのか。目指す所は結局、中国大陸や半島北部と似た様な「共産化」と言う事だろう。尤も、歴史を振り返っても、世界征服を企てた者が成功した例はない。かつてのモンゴル、元朝も、ナポレオン皇帝もナチス・ヒトラー総統も悉く失敗した。それに続くのは、国際共産主義運動とイスラム国ISであろう。又、そうなるのが人類の真理ではないだろうか。

今回画像は、数年前の当地名古屋の副都心、金山界隈の夏の様子。三重県下の石油基地へ戻る燃料列車は、多分空の油槽車の返送でしょう。先導機関車 EF64 1007号は、これが最初で最後の対面。この撮影の暫く後、首都圏で作業中に構内列車事故に遭遇。残念ながら再起不能の大ダメージを負って引退廃車に追い込まれてしまいました。それと、渡辺貞夫さんの今回楽曲は「アース・ステップ(Earth step)」。下記アドより視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=jgnOg8Q9kDo

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冒険から多くを学んで欲しい

2016-06-04 20:19:37 | 社会・経済

毎年6月恒例の、梅雨の時季がやって来た。気象庁は、今日付で九州から当地東海までが入梅の模様と発表。これから暫くは、曇りや雨がちの天候が多いが、見方を変えると続く暑すぎる真夏を乗り越える為の、水分補給の時季に当たるとも受け取れる。又、多くの農産物が、この時季の降雨を頼っており、その意味では慈雨とも言えるのだ。まあ最近多い、記録的な集中豪雨は水害にも繋がるだけに勘弁して欲しい所だが。

さて今回は、いつも言及しがちな政治社会の事共を少し離れ、教育の事にも僅かに関わる出来事に触れて参りたい。

昨日の事だが、北海道・函館郊外にて先月下旬来行方不明になっていた、男子小学生が無事生還を果たした。まずは、命の危険を乗り越えた勇気を讃えたい。この少年の行方が分からなくなった所は、名勝・大沼公園から遠くない森林が深い所だと聞いており、当時は複数の車両通過や、北海道特産の猛獣 ヒグマの出没情報などもあって、生存が懸念されていたものだ。少年は行方不明の翌日辺りから、数km離れた陸自施設に辿り着き、水利の水だけでほぼ一週間、命を繋いでいた様だ。幸運にも陸自関係者に保護され、今回の慶事となった次第。

ただ、大きな課題もある。少年の行方不明理由は、他人や他社への投石などもあって、彼の両親が躾の意味で置き去りにしたのだとか。勿論、フォローもそれなりにできており、車から降ろした数分後には同じ地点に様子見に戻るも、少年の姿は消えていた由。確かに前述の難点もあって、躾のつもりで置き去りにした意味は分るが、猛獣も出没する地点でのそれは、ちとリスクが大き過ぎたのではないだろうか。又、この出来事に至るまでに、教育指導の面で何らかの瑕疵(かし)があったのではと見るのは、行き過ぎだろうか。

実は俺は、自身の不行き届きもあって、人の親にも夫にもなり損なった身につき、家庭教育につき大きな事は言えず、よって踏み込んだ言及は控えるが、少年の親御様には、専門家の力を借りるなどして、その辺りの再検証をお願いしたい様な気もする次第。少年自身は、大変良い人柄の様なので、これからの問題箇所の矯正などで、是非本人にとって有意義な、健全なそれであって欲しいと願う所もあるからだ。勿論、そのままではよろしくないし、かと言って、拙速に改めさせようとすると、反って反発などを買い、将来大いに具合が悪くなってしまう事もあるだろうから。

余り抽象的な事を申してもどうかと思うのでこの位にしておくが、少年は人生最初の大きな冒険をしたと思う。それは或いは、全く誰にも頼れない危険で不安な状況に身を置く事でもあったろうし、その様な中で、自らを守る安全な場所や方法を見極める眼力を養う事だったかも知れない。保護された時の安堵感や、人を信じる事も大事、と言った所も大きくあろう。ただ「経験こそは、最大の師」の言葉は真理だろう。ほぼ一週間に亘る冒険は、彼のこれからを強く歩む為の大きな糧となるはずだ。それを信じて、我々も彼の行く手を引き続き見守って参れたら、とも思う。

添付画像の事ですが、拙HP「HAKASE(jnkt32)k隠し部屋」内の「読み物ブログ」にて、新たな連載を開始した為(但し、今回分は18歳以上限定のR18内容の為、積極的にはお勧め致しかねます。あくまでご興味がある場合に限らせて頂きます)、暫くの間、このストーリーに関連したJR中央西線、特に貨物便を先導する電気機関車EF64(現在は、後期型の1000代のみ現存)をメインに載せて参る所存です(今回は、JR新守山駅にて)。又、紹介中の、渡辺貞夫さんの楽曲も、これに関連したイメージのナンバーをリンクして参る予定です。今回は、「スイート・ディール」と「フロント・シート」のメドレーを下記アドにて。

https://www.youtube.com/watch?v=xDJ1C8LCZ94

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6月~冒頭から茶番

2016-06-01 20:43:09 | 国際・政治

2016=平成28年6月も、拙ブログを宜しくお願い致します。先月下旬の先進国首脳会議G7 伊勢志摩サミットがまあ成功裏に無事終了、今期国会も本日閉会した訳だが、昨日、かねて噂の安倍内閣不信任案が予想通り、与党などの反対多数で否決された。提出は、先月末も指摘した「寄せ集め民進、日共、社民、小沢生活」の4野党。俺も一応可決された場合を懸念してはいたのだが、そこはやはり「予定調和」。お約束の否決で、ビートこと北野 武さんの良く仰る「ジャン ジャン!」と言う調子で幕となった訳だ。

大体、不信任理由の多くが当を得ていない。安全保障関連法制に絡み「立憲主義と平和主義の否定」とか。何をこく!否定なぞしておらんわ!そも、今回不信任案提出を主導したのは日共だ。同党は、戦後一貫して破壊活動防止法に定める要監視団体に指定され続けているのだ。その厳しい事実を、決して忘れてはならない。日共が政権を奪った暁には、立憲主義も平和主義も糞もない。国際共産主義の美名の下、一党独裁体制樹立へ向け、反対勢力を次々と弾圧して着々と布石を打ち出す事だろう。その過程において、我国固有の文化、その頂点たる皇統も根底から否定され、力の革命が強行される事になりかねない。そうすれば、これまで地下化していた日本赤軍や中核派などの過激勢力が一斉に蜂起し、我国の平和と治安は、それこそどん底の極悪状態に突き落とされる恐れがある。最早、日中でも安心して外出もできない様な危険な状況にだってなり得るのだ。その一手段として、日本国憲法の存知を尤もらしく主張して、その状況を良い様に利用しているだけだ。

経済政策アベノミクスの失敗と言ったって、まだ結論が出た訳ではない。それをもう引責辞任すべきとか口走っているよな。前回も触れたが、4野党は世界経済を振り回している中国大陸の景況低迷に、一言も踏み込んでいない。どう言う事だ?そこの所に踏み込めば、主張は自ずと違って来るはずだが、4野党はそこの所に触れたくはないらしい。世界経済も相当に厳しいのに、そこには目を背け、経済低迷は国内問題に矮小化しようとしているのだ。こんな事では、内閣不信任案の説得力など0に等しいだろう。

政治資金疑惑の取り扱いも然り。甘利前経済再生相の疑惑も槍玉に上げていたが、丁度内閣不信任案提出と前後して、甘利前大臣の不起訴が決まり、不信任案の理由をなさなくなった。むしろ、山尾・民進政調会長の車両経費疑惑の不明朗ぶりがそのまま残っているではないか。それに頬かむりをして与党を追及しようったって、そりゃ初めから説得力などないだろう。

舛添東京都知事の政治資金疑惑も全国レベルで問題にされ、勿論その追及も必要だろうが、この4野党は日共以外、全てが国民市民の血税たる政党助成金を受け取っている。この事実も重大ではないのか。真に国民市民の福利と国家利益に資す為の活動とは思えない。誰がどう見ても「国益より党益」。それも権勢の為だけのそれだろう。そんな事は、国費たる政党助成金に頼らず、党自身で資金を調達してやる事だ。日共と表向き連携などと言っておいて、肝心な資金面は聊かも学ぼうとしていない。本当に「都合のエエとこ取り」になっている。こう見ると、最早4野党の連携自体が怪しいものだ。来る参院選の推移と結果も、もう予め予測の利く言わば「デキレース」みたいな所があるが、まあそこまでと言う見方もできるかと心得る。舛添都知事もそれは不心得だろうが、4野党のそれは、同知事を確実に上回る。そう言えば、連携の仕掛け人と言われる小沢某、江田某は決してTVの討論番組に出演しようとしない。余程不都合な何かがあるのだろう。それも又、4野党連携への不信の理由と言えるのではと思うのだが。

今回画像は、先日、当地西郊のJR駅で見かけた、保線作業の一環、線路のレール間隔を詳しく調べる工程。少しでも間隔がおかしければ、列車脱線の危険が常にある為、すぐに緊急停止の要請をしなければならない。礎を担う仕事は、常に死の危険と隣り合わせなのだ。通り合わせたのは、長野県へ向かう燃料列車。十数量もの油槽車には、実に計数百klものガソリン他が積まれ、火災事故の危険が付き纏う。撮影していて思ったのだが、この様な命を賭してライフ・ラインを守り抜く任務に就く方々こそ、この世で最も尊敬され、崇拝されるべきだと言う事だ。然るに、現実は決してその様にはなっていない。俗受けしたり調子良く目立つ者達だけがチヤホヤされ、もてはやされる。取り上げるメディアをも含め、やはり「何かがおかしい」と強く感じます。渡辺貞夫さんの今回楽曲は「ランデヴー」。視聴は下記アドよりお願いします。

https://www.youtube.com/watch?v=h4XI50idhmY

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