遼太のお遍路 ごめんなはり編その２

朝５時半頃出発です。
吉田旅館さん、大変お世話になりました。

ボチボチ前進です。
２６番さんも結構山登りの道で、遼太くん本領発揮。
グングン登って納経所が開く７時前に到着です。

さすがゴールデンウィーク、納経所前にはたくさんの方たちがいます。
歩きお遍路さんと、女子大生自転車お遍路さん４～５名です。

女子大生グループは颯爽と出発。僕たち親子連れ遍路は、あ～腹減った～とヨレヨレ出発。

この違いは何なんでしょう？
全て僕の企画、立案、実行の失敗からでしょうな～。

朝食抜きで出発したのは、途中コンビ二があるものと勝手に判断した僕のミスでした。
道を間違えたのか、コンビ二が無くなったのか。
仕方がないので、しばらく我慢我慢。

２６番さんを出発して、山を下り大きな道の駅に到着です。
ここの朝市でビワを１パック購入。
先ほどの女子大生グループお遍路さんも、休憩しています。

僕たちは、これから２７番さんの麓までバスで移動。
またお逢いできたらいいですねってお別れして、バスに乗車。

いやー早い早い。
途中のバス停で、歩き遍路さんが乗ってきました。
なーんだ、やっぱしみんなバス使ってるじゃーん、って思ってたら羽根病院前ってバス停で下車。
そーかー、中山峠の手前で降りて、そこからまた歩くのか～。

いろんな遍路のパターンがありますねー。
僕たちの、いい加減なパターンは本来のお遍路とは違うのでしょうが、そこはご勘弁を。

さてさて、２７番さん最寄りのバス停で下車。
しばらく平坦な道がダラダラ続いた後坂道になり、途中大きな蜂の攻撃に遭遇。

遼太くんと手をつなぎ、ソローと通過して汗びっしょりでやっと２７番さん到着です。
ここで腹ペコ親子連れ遍路は、朝食兼昼食で野菜たっぷり入りのうどんをいただきやれやれ。

しばし休息し、出発です。
来た道を折り返し下っていくと、あの女子大生グループお遍路さん達が自転車を押して登ってきました。
いやー自転車遍路も大変だ～。
下りはめっぽう早いが、登りは相当きついでしょうね～。

あともうちょっとですよって声かけて、お別れです。

僕たちはこの後、土佐くろしお鉄道を利用して、一気に２８番さんへ移動です。
唐浜駅から列車に乗り込むと、今どき珍しい女性の車掌さんがいます。

大きながま口のカバンをぶら下げ、何ともレトロな雰囲気です。
車両も太平洋側がオープンデッキになってて、トンネルが近づくと車掌さんが放送で注意されます。
こういうローカル線って味があっていいですね～。
是非またチャンスがあれば、乗ってみたいと思います。

車中で御婦人から３００円のお接待をいただき、遼太くん「ナムダイシ　ヘンジョー　…」

のいちで降りて２８番さんへ着いたのは午後２時過ぎでした。
門前の喫茶店でジュースを飲んで、今日のお宿の高知黒潮ホテルへ。

ここはホテルの横に温泉施設があって、宿泊客は何度も入れるのでおすすめです。
夕方、マイクロバスお遍路ツアーさんがドヒャ～と入ってきました。
ビジネスホテルでもあり遍路宿でもあるような、大きな宿泊施設です。

夕暮れ時から雨が降り出しました。
明日の天気が気になりますが、ホテル近くの焼肉屋さんで晩御飯をいただき、オヤスミしました。

つづく