浜田屋遼太

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竜馬がゆく  立志篇

2009-12-25 | 読書
司馬遼太郎 著  竜馬がゆく   

単行で5巻、文庫で全8巻の「竜馬がゆく」、来年の大河ドラマは「龍馬伝」だそうですが、今一度竜馬を読み返してみましょう。

坂本竜馬の小説はあらゆる作家によって書かれてますが、僕は司馬遼太郎の作品しか読んだことがないので竜馬に関する知識は乏しいのですが、幕末の風雲児・竜馬の生涯を描いたこの作品は、若い高校大学生たちに是非読んでもらいたいと思うのであります。

単行第1巻は立志篇。

竜馬の生い立ちから、江戸千葉道場での免許皆伝、中岡慎太郎との出会いなどと筆を進め、後に活躍する桂小五郎、武市半平太、岩崎弥太郎などの登場人物との交流がテンポよく続きます。

まだ志がハッキリせぬ竜馬の青春時代を姉である乙女、藩主の親戚に当たる才女お田鶴、道場の娘さね子などなど竜馬を慕う女性が多数登場し、竜馬のモテモテ振りが明るく描かれております。

司馬遼太郎の作品にしては珍しく、適所に色恋話があって面白いですね。

日本の歴史を動かした坂本竜馬、まさに永遠の青年文学の書であります。



つづく…

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