浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

零式戦闘機

2009-12-21 | 読書
吉村 昭著 零式戦闘機  

アメリカからゼロファイターと恐れられてた戦闘機の物語であります。

三菱名古屋で製作されたゼロ戦の胴体や翼のパーツが、牛馬によって各務ヶ原の空港まで運ばれていたのを読んで、いささか驚きです。

当時世界ナンバーワンの名機が、車や貨車で運ぶと傷が付くという理由で、夜中にこっそりと街中を移動していたそうな。

まぁ当時の凸凹な道路事情を考えればうなずけますが、道路を直して車や貨車で運んだほうが効率的ではないか?と思うのですが、道路直しより戦闘機造りが優先された時代だったのでしょう。

昭和12年から終戦までの戦争ストーリーとともに書かれた小説、興味のあるお方は是非どうぞ。
コメント
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