浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

チャーハンのスープ

2014-08-10 | B級グルメ
できあがったばかりのチャーハンっていいですよね(^^♪

斐川町直江、R9沿い中国料理北京のチャーハン。



皿の上にコンモリと盛り上がっためし粒の一粒一粒が、ピカピカに光ってる。

♪いまの君はピカピカに光って~。

と、かつての宮崎美子のCMソングを、とりあえず心の中で唄う(ちょっと古いかなぁ…)

ピカピカの山頂には緑のグリンピースと、モワモワとした湯気。

山腹のところどころには、細分化されたチャーシューやしいたけ、にんじんに玉ネギ、そして卵の黄色がいちだんと鮮やかだ。

カウンター式の店でチャーハンをたのむと、製作過程の一部始終を見ることができる。

中華鍋を火にかけて熱し、油をジャッっと回し入れる。

卵を入れ、ゴハンを入れ、具を入れジャッ、ジャッ、ジャッと手首で鍋を返すたびに、中身が空中に舞い上がる。

またジャッ、ジャッ、ジャッ。

それジャッ、ジャッ、ジャッ。

もひとつおまけにジャッ、ジャッ、ジャッ。

そうか、もひとつおまけにジャッ、ジャッ、ジャッときたか。

店主は気合を入れてるなぁ、と嬉しく頼もしく、こらえようとしても笑みがこぼれる。

というところへお待たせしました、と「いまの君が」「ピカピカに光って」到着する。

ひと呼吸おいて、小さな容器に入ったスープがネギと脂を浮かせて到着する。

粗末な容器でひっそりひかえてるところがいじらしい      

とりあえずレンゲで、チャーハンの山の一角を突き崩して一口。

フムフムとうなずき、もう一口。

また山を崩して三口、四口と食べたあたりで口の中は脂まみれになる。

このとき初めて、かたわらにひっそりと控えていたスープを一口、口の中へ流し込む。

このスープが美味しい(今日の主役です)のであります。

脂まみれの口の中を、スルスル滑るような感じだ。

このスープ、タネもしかけもないラーメン用のスープだと思うのだが、どういうワケかラーメンのスープとは違う味がする。

そんなはずはないのだが、何回味わってもチャーハン用に作った特別のスープのような味がする。

このスープは小さな器に少量というところがいいんでしょうね。

丼にナミナミと三杯、なんて出されたら美味しくないと思う。

スープを一口飲んだあとのチャーハンがまた新鮮だ。

一からやり直そう、という気持ちになって、また山を崩し始めるのであった。

コメント (2)
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