浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

ラーメンに発情

2014-08-06 | B級グルメ
雑誌なんかで「ラーメン特集」、などというのをよくみかける。

カラー写真で各店のラーメンが、アップの大写しでズラリと並んでいる。

スープの中に漂うがごとく、潜むがごとく見え隠れしてる細打ちのちぢれ麺。

周辺に脂の層を一筋走らせた厚切りの焼き豚。

行儀よく並べられたメンマに味玉。

いまのせたばかりらしい海苔が周辺から湿り始めている。

スープの上にキラキラと漂う、メダカのコンタクトレンズのような無数の脂。

こういう写真をじっと見ていると、こうしてはいられぬ、という気持ちになりませんか

出雲のらーめん龍王の塩とんこつ(淡)にあぶり肉丼のセット。

とても好きなお店の一つです         

ラーメンが持つ求心力は凄い。

われわれ日本人は、子供の頃からラーメンを食べ、その表も裏も知り尽くしている。

雑誌の「ラーメン特集」には名店のラーメンがズラリと並んでいるが、これを外国人の目から見れば、どれもこれも同じような食べ物で、どこがどう違うか理解に苦しむだろう。

ところが日本人は微細な違いを見つけ出すのだ。

一本のメンマを見て、「うん、このメンマの節のところの繊維がいいね」

…と、するどい指摘をする中学生さえいる。

「この焼き豚はモモ肉らしいけど、ぼくはこれ好きじゃない。かと言って脂ばかりもいやだな。フチのところに一層だけ脂の層が走っている肩ロースが好きだな」

…などと専門的な意見を述べる小学生もいる。

「この麺は平打ちちぢれ麺だからスープによくからむという点ではいいが、やはり細打ち麺のかたゆでが一番だな」

…という幼稚園児もいる(いないか)

といったように日本人は、ことラーメンに関しては子供の時から学習に次ぐ学習を重ねてきている。

大好き龍王の塩レモン         

もぅこうしてはいられぬ、という気持ちになって心は宙を飛んでる。

発情した猫みたいになった怪しいオジさん(アタクシのことですが)は、ラーメン屋へ猛然と駆け込むのであった(^^♪



コメント (2)
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