にわかに天心の焼きそばが食べたくなって出かけた。
440円なら安い
出雲で一番安い飯屋かなぁ…
焼きそばの具は多すぎてはいけない。
大きすぎてもいけない。
焼きそばの具は、屋台の焼きそばを模範としなければならない。
小さく、少なく、ときどきひょっこり、を目標にしなければならない。
そうでないと肉野菜炒めに焼きそばが少し混ざったもの、になってしまう。
この店では、キャベツ、人参、豚肉のこま切れを具の基本としている。
この3大下級トリオ、安物御三家のほかにピーマンだとか、モヤシ、エビなどが参入したものもある。
こういうものが少しづつ増えていって、高級化、高値段化への道を歩みだす。
白菜、シイタケなども参入してきたのち、タケノコ、キクラゲ、アワビなどの中華系御一同様御一行が参入してきて、次第に成りあがっていくことになる。
ソース焼きそばはビールに合う。
一口、二口食べると口の中が油まみれになる。
三口、四口と食べ進み、紅ショウガを少しつまみ、五口、六口となったあたりで喉が渇いてくる。
このときの冷たいビールがこたえられないんだよね。