浜田屋遼太

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西洋料理VSかつ丼

2018-02-05 | B級グルメ

普段あまり西洋料理というのにはご縁がないが、結婚式なんかに招待されると本格的西洋料理なんかに遭遇する。

左右にいろいろ形状の違うナイフやフォークが並び、すでにその種類と数で「どーだ」と圧倒してくる。

やがてうやうやしく前菜的なものが出てくるが、それなりに西洋料理の作法らしきものを緊張意識しながら、味もよくわからないまま食ってしまう場合が多い。

ナイフとフォークの使い方に慣れていないから、本格的な西洋料理(フランスあたりのお方が食べる)は食べ方が難しい。

全体のルールとしては、皿などの容器を持ち上げて食わないことだろう。

あくまでナイフとフォークでまとめ、口にもってこなければならない。

難行苦行、楽しくも美味しくもない。

後ろでは黒服のウェーターが、何か白い布を腕にさげてじっと監視してるから、恥ずかしいことはできない。

まだ食い途中のサインとか残してフィニッシュのサインはフォークの置き方で決まっている。

間違えて置いてしまうと、まだ食おうと楽しみにとっておいた皿を持っていかれてしまう。

ああ、しかしこれはいったい何なんだ~。

本当に美味いのは、かつ丼の左手握りのワシワシ食いなのだ。

出雲とんから亭のかつ丼          

かつ丼が蓋つきの器で現れ、蓋を開ける前に割りばしをパチンと割り、左手でがっちりつかみ、いっときもドンブリをテーブルの上におかずガシガシ食う。

決して上品な食べ方ではないが、その一心不乱は人の心を打つものがある。

これぞ本物のかつ丼の食い方だ

コメント
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