限界突破 16

いくら足が遅くとも、いざ走るとなるとそれなりのシューズが必要である。

シューズというのは非常に重要で、足に合わないと本来の力が発揮できなくなる。

もともと力などないが、せめて足に合う、いや合ってもらうシューズで走りたいもの。

なので練習用がそのまま本番用のシューズになるのですね。

そのシューズを買いにスポーツ用品店へ出かけた。

基本的に幅広のワイドタイプで、クッション性も重要です。

流行りの厚底タイプで、好きなブランドはアシックスでこちらを購入　　　　　　　　　　

つま先が大きく反り返っているので、走ると自然につま先で蹴るような感覚。

スピード重視のタイプといっていいのかな、シューズも進歩するもんです。

アタクシはスピードより持久力重視で、長い距離をゆっくり走ればそれでいいのだが、クッション性が良さそうだったのでつい購入。

旧モデルなのか、定価17,600円が3割引きの12,320円であった。

これを履いて早速練習。

これまでのシューズとは随分と違う感覚ですが、本番までには慣れていけばいいかな、なんて思うしだい。

本日の練習

森林公園コース8キロ

累計104キロ

作戦会議

えびす・だいこく100キロの作戦会議を執り行う、という大義名分で「くじら軒」に集まってもらった。

だが決めたのは集合時間とレース後の直会会場だけ。

あとは当日の成り行き任せ…などと実にいい加減な会議。

飲み放題メニュー　　　　　　　　　　

レースのことより割り勘なら飲まなきゃ損だ、の野望アリアリ。

コロナ禍のなかなので、歌ったり踊ったりの宴会は差し控えたが皆さん喜んでいた(と思う)。

不要不急の作戦会議などしても、何にもならないことは誰も承知している。

ただ憂さ晴らしに飲みたかっただけだもの。

だって陸上部の監督がアタクシなのですから。

さぁ本番まであとひと月を切った。

このままだとまた本番で泣くだろうなぁ…

などと思うフシダラな監督なのでした。