悩みは尽きぬ

人生も終盤あたりにさしかかり、毎日ボーとして暮らしていたが、「えびす・だいこく100キロマラソン大会」の抽選に当たったことで、にわかに行動パターンが変わった。

5人でのタスキリレーなので、一緒に走る仲間に迷惑をかけるワケにはいかない。

なので練習しなければならない。

だが練習は辛い。

何で銭まで払って、死ぬ思いまでして、何が楽しいのか…

とよく聞かれるが、答えはひとつ。

レース後の温泉と宴会である。

辛い練習を乗り越え、たとえ100キロのレースといえどもあっという間に終わる。

当然いろんなハプニングやアクシデントが伴うが、後になればそれも楽しい思い出ばかり。

レース後に疲れた身体を温泉で癒し、内と外からカラカラに乾いた喉に流し込む生ビール。

これがあるからやめられない。

目標が無い人生って、どことなく淋しいと思う。

目標が設定されたからには、それをクリアするために頑張りたいものである。

たとえ叶わぬ夢であっても、努力した過程を楽しみたい。

幾つになっても遊び心は失いたくないしね。

だがここにきて急に別の意味で忙しくなってきた。

年老いた母(93歳)の足が立たなくなってきた。

一日のうち、ほとんどを横になって過ごしている。

まぁこれまで少しのボケもなく、アタクシたちを差配してきたので予期せぬ事態に焦る。

田畑の管理をほとんど一人でこなしてきてたので、アタクシたち夫婦は安心して仕事についていたり、遊び心でマラソン大会などに出かけていた。

そう思うと、そろそろ潮時かなぁ…

今の仕事からキッパリ足を淡い、残り少なくなった人生航路へと舵を切ったほうがいいのではないか…

そんなタイミングを感じたりするのであります。

そりゃカーチャン弁当持って仕事に出かけるのが、一番楽だってことは百も承知ですよ。

こんなアタクシでも、いよいよ決断の時期が迫りつつあることを感じる。

今日この頃でもあります。

恵みの雨

昨日は約二週間ぶりの雨でした。

田畑はカラカラ、アタクシの喉もカラカラ、財布もカラカラ。

などと冗談ですが、お天気商売の農耕民族には恵みの雨であった。

これで植えたばかりの野菜類の水かけも、毎日ではなく2～3日毎になるだけで夕方1時間の活用法が違ってくる。

新ジャガの収穫間近　　　　　　　　　　

カラカラに乾いた喉に流し込むビールは痺れますねぇ。

巡る季節を感じながら、恵みの雨に感謝です。