はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

年に一度の健康診断

2017年05月01日 | 日々のよしなしごと
 今日は年に一度の健康診断で朝から正午過ぎまで病院でした。

 今年は乳癌健診で初めてエコー検査を受けてみたのですが、悶絶痛いマンモグラフィー検査に比べれば時間はかかるし、事後ゼリーで身体がベトベトにはなるものの、検査中はただ横になっているだけなので、心地良すぎて(笑)思わずウトウトしてしまいました。

 友人のひとりが10年近く前に乳癌で他界したので、以来、乳癌健診は毎年受けるようにしています。

 乳癌健診を受ける度に、友人と最後に交わした言葉や、その時の彼女の笑顔を思い出します。きっと治ると信じて息子たちの「卒業記念ランチ」の約束をしたのに、それから程なくして突然ご主人からかかって来た電話で、彼女の死を知った時の衝撃は今でも忘れられません。

 その僅か7カ月前に、友人達との会食の席で偶然、乳癌健診のことが話題にのぼり、皆で「そろそろ気を付けて、乳癌健診受けなきゃね」と話し合った矢先に、彼女は自分自身の胸のしこりに気付いたのでした…彼女も「あの時乳癌の話題が出たから、以来、気にかけていたのよ」と言っていました。それなのに…無念で仕方ありません。


 相変わらずバリウム検査は不快だし、採血では体質的に血管が細すぎる為に、肘の内側より痛みの強い手の甲に針を刺されるし、年齢的にも「すべて異常なし」とは行きませんが、年に一度の健康チェックで重大な疾患の早期発見に繋がればと思い、受診しています。

 そもそも自費なら2万円はかかる検査が会社の健保の全額負担で出来るのですから、整った健保制度に感謝して受けなければいけませんね。

 会社の健保の配布資料によれば意外にも配偶者健診の受診率は低く、家族のこと優先で自分のことは後回しになりがちな主婦にとってはせっかくの機会なのに受診しないなんて、つくづくもったいないなと思います。

 会社としても健康保険組合存続の為に全体の医療費を抑制する必要があり、高額な医療費がかかるガンなどの重篤な疾患の早期発見やガンを誘発する生活習慣病(メタボリック・シンドローム)の予防に力を入れているのですから、健保の恩恵を受けている私達は積極的に健診を受けて健保に協力する義務があるとも考えます。


 病院の前の植え込みに、それはそれは見事なツツジが咲き誇っていました。
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