はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

子供の頃見た映画の世界が現実に

2015年06月21日 | 家族のことつれづれ
 2次研修で、現在は静岡の工場で現場作業に勤しんでいるらしい息子。週に1度の割合で、向こうから連絡がある。

 昨日は息子が大学院に通っていた当時利用した奨学金の返済免除の件で、日本学生支援機構から封書が届いていたので、その連絡もあって、こちらから電話した。

 息子が現在住んでいる社員寮は築40年と古く、ネット環境も整っていないので、ネットが使えるまでに寮側の不適際もあって1カ月もかかってしまった。昨日、漸くネットが繋がったと言うので、夫のネクサス7でスカイプを介して息子と互いの動画を見ながらの会話となった。さながら、昔のSF映画で見た『テレビ電話』である。

 5月末以来の息子の顔。思ったより元気そうで安心した。息子に頼んで、PCを持って360度ひと回りして貰い、寮の室内を見せて貰った。息子にしては荷物も少ないせいか、こざっぱりと片付いている(イマドキ珍しく、6畳の和室を同期2人で分け合う寮生活。知らない他人との同居生活はもちろん初めてだから、意外に神経質な息子は何かと気苦労が絶えないのかもしれない)

 いやぁ…便利だなあ。当然のことながらタイムラグもない。そう言えば知人も、米国に駐在する娘さん家族とスカイプで連絡を取り合っていたそうだ。いやはや便利な世の中になったものである。

 息子の話では、同居人君は毎週のように、週末は地元の関東に泊りがけで帰っているらしい。往復の交通費も馬鹿にならないと思うのだが、地元に彼女でもいるのだろうか?まあ、我が家には関係のないことだけれど。一方、息子はもう少し当地での仕事と生活に慣れてから、早ければ7月の上旬に、一度は帰省するつもりだそうだ。親ばかとしか言いようがないけれど、今から息子の帰りを心待ちにしている。

 それはさておき、昨日の電話の主な用件は、学業成績で選抜される無利子貸与奨学生(学生支援機構奨学金制度には無利子と有利子の2種類ある)の内、成績優秀者や在学中に著しい業績を上げた学生に対して行われる奨学金返済免除の審査結果の通知であった。

 これは奨学生に対する褒賞制度の一種で、学長推薦で学生支援機構に免除申請がなされ、大学が提出した候補者リストを元に学生支援機構が免除候補者として相応しいか否かを厳正に審査した上で、推薦順位上位3分の一は全額免除、それ以外の者は半額免除となるらしい。息子は1次審査に通り、今回、最終的に半額免除の認定となった。半額と言っても60万円。これは大きい。息子も「2年間の努力が報われた」と素直に喜んでいた。

 本当に良かったねgood

 学部時代に、成績優秀者を対象とした給付奨学金審査の最終で落とされた息子からしたら、喜びも一入だったと思う。こうした経験が少しでも息子の自信に繋がるのであれば、今や遠くから見守ることしか出来ない親としては嬉しい限り。くれぐれも身体に気をつけて、自分の選んだ道で頑張って欲しい。 


         中二の春休みのロンドン母子旅で、バッキンガム宮殿の守衛と

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