
私の住む自治体でも、先行する世田谷区などに倣って、外出時の熱中症予防に、火照った身体をクールダウンさせるための場所として、区役所や図書館など194の公共施設を7月1日から市民に提供しているようだ。
この市民サービスは「ちょこ涼(すず)」と言い(世田谷区は「お休み処」) 、9月末まで開庁時は誰でも利用可能。さらに自治体は協力できる民間事業者も、現在募集中らしい。
運用を始めた理由は、昨年度の熱中症での救急搬送の3割が「外出時」だったからだそうだ。
昨年度の熱中症による救急搬送者数は554人で、8割が7月と8月に集中。
年齢構成としては65歳以上の高齢者が50%を占め、死亡者の8割も高齢者、活動別の内訳では「屋内生活」35%、「屋外外出・散歩」が30%となっている。
《熱中症予防で大切なこと》
1.こまめな水分補給
→喉が渇いたと感じる前に水分・塩分補給!(塩分摂取は体調に応じて加減)
2.室内では室温が28度を超えないようエアコン等を活用
→日中は室内温度27度台、湿度50%程度を保ち、扇風機を併用。←日中は活動時間なので、就寝時より室内温度は低めに。
就寝時は室内温度28度、湿度60%程度をキープがオススメ!←夏風邪予防。エアコンによっては「快眠タイマー機能」もあり、それを活用しても。
3.ゆったりした服装で、日傘や帽子を活用
→最近の日傘や帽子は高機能で、それを利用するだけでも、体感温度はだいぶ違う。
4.十分な睡眠・休養と栄養バランスの取れた食事
→過度に体力を消耗させないこと
(以上、厚生労働省HP等を参照)
《こんな症状が出たら要注意!》
急に発汗が酷くなったり、頭痛や立ちくらみがしたら、熱中症の兆候かもしれません。←先日、私も経験😅
すぐに水分補給(体内温度を下げるため冷たい水がベター)し、塩を舐めましょう。
涼しい室内で休みましょう!
お互い、熱中症には気をつけて、酷暑を乗り切りましょう!
(了)