12月某日、横浜みなとみらいにて

毎年横浜ランドマークタワーのクリスマスツリーを楽しみにしていて、クリスマス・シーズンはみなとみらい界隈をちょくちょく訪れます☺️。

今年はウォルト・ディズニー社とコラボしているようで、同社のキャラクター関連がそこかしこに展示されていましたね。

リッチな三菱らしい、贅を尽くした巨大ツリーは、毎年、庶民の期待を裏切りません☺️。

玄関口のシンプルなツリーも、私は好きですね。

これはオマケで、アトレ川崎ツバキ広場のツリー。


みなとみらいの美術館前で見かけた落ち葉。葉脈がもうアートですね。

美術館正面玄関前では、期間限定で仏ハイブランド、ルイ・ヴィトン社提供の華麗なるカルーセルが優雅なBGMで回っていました。

これがなんと無料で楽しめるのです。長い待ち行列が出来ていました。

みなとみらい界隈は紅葉も綺麗でした。


この日は写真のビル2階にあるキノシネマみなとみらいで、かなり希少なブータン発の映画『お坊さまと鉄砲』を見ました。

本作は、ブータンで建国以来初めて行われる「選挙」を巡る顛末を描いています。

「変わりゆく世界で、変わらないもの」

ブータンと言う国ついて、あまりにも無知な自分には、映画で描かれたブータンの様相は驚きの連続でした😲。

とにかく素朴な国で、大多数の純朴な人々が登場するのです。そこでは国王と仏教の僧侶が誰よりも崇敬されています。

情報過多の国に住む人間からしたら、「情報の洪水」や「グローバリズムの波」に晒されることによって、彼らの稀有な素朴さや純朴さが失われて行くかもしれないことに、複雑な思いを抱かざるを得ませんでした。

少なくとも、人間(西欧社会)が編み出した「民主主義」と言う概念とそのシステムは完全無欠ではないし、絶対善でもない。

そもそも「世界一幸福な国」の国民は、テレビ放送やインターネットの普及の遅れ(共に1999年より漸く解禁で、世界最遅)で他国のことを知る手段がなかったがために、自国と他国を比べることもなかったはずなんですよね。現状に満足していたはずなんです。

転じて世界の現状を見ると、一体何が「幸い」なのか、分からなくなります。

(了)