はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

(28)『アドレナリン』(原題:CRANK)

2007年07月23日 | 映画(2007-08年公開)
 土曜日に映画館で見た『アドレナリン』(原題:CRANK←米俗語でヒロポン等のDrugを意味するようです。確かに終始主人公があたかもDrugでTripしているかのようにハイテンションで動き回っている)は、近年稀に見るおバカ映画でしたね。

 私が苦手とするero・グロ・暴力・ドラッグと4拍子も揃って、ある意味衝撃的でした(苦笑)

 主演は『トランスポーター』でお馴染みのジェイソン・ステイサム。しかし、『トランスー』ではクール&タフガイの彼が、この作品ではクールさをかなぐり捨てて、とにかく周囲の迷惑も省みず90分間を駆け抜ける。彼が走り去った後にはガレキと死体の山が…と言っても過言ではない。

 ちょっとショックなのは、お気に入りの映画『バタフライ・エフェクト』のヒロイン、エイミー・スマートが、彼の恋人役でこれまたおバカな女性を演じていること。エーン、イメージ崩れるよ(涙)。

 こんな映画を、分別ある大人ならともかく(楽しめる人は楽しめると思う…)
息子に見せた私はバカ親です。反省。

 偶然ですが、翌日曜日、歌手マドンナの夫ガイ・リッチー監督の作品『スナッチ』(映画館では未見)がWOWOWで放映。本作と似たような激しい動きのカメラワークとクレージーな展開。そしてジェイソン・ステイサムの顔も…『スナッチ』の彼を踏まえて本作を見たなら、そんなに違和感なかったのかも…

 そう言えば本作、アングロサクソン系かつ顔の知れた俳優はジェイソンとエイミーくらいで、後は見たことのないアフロ・アメリカン、ヒスパニック、そして日本人のオンパレード。非主流派・非メジャー系という意味でも思いっ切りB級でした(だからこそあそこまで思い切ったことができたのかも)

病院でも大暴れ…しかもおケツ丸出しで…

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